席上、フック首相は、「ベトナムはベトナムに進出しようとするイタリア企業の便宜を図る」とした上で、イタリア側に対し、製造業や、紡績縫製、革靴、交通などイタリアの得意分野への投資を促進していくよう訴えました。
また、両国関係強化へ向けて、訪問団交換の強化や、2017~2018年期における戦略的パートナーシップ行動計画の展開のための協力、外交と国防などの分野での戦略対話の維持などの措置を提案しました。
さらに、イタリア側に対し、ベトナム・EU=欧州連合のFTA=自由貿易協定が早期に締結・批准されるように働きかけることを求めました。
一方、スカルファロット次官は、「イタリア政府と企業は、ベトナムのオープンな政策や、貿易自由化を高く評価し、ベトナムを友人と見なしている」と明らかにするとともに、両国間の貿易関係のバランスをとりながらその金額を向上させ、グリーン技術とハイテク分野でベトナムへの投資を強化したい意向を表明しました。
ソース:VOV