11/06/2018 12:09 GMT+7 Email Print Like 0

フック首相、プラスチック廃棄物削減に関するイニシアティブを提案

カナダのジャスティン・トルドー首相の招きに応じて、9日、グエン・スアン・フック首相はカナダ・ケベック州シャルルボワで開催されたG7=主要7カ国首脳会議に出席しました。

今年は、海洋が主要議題となりましたが、参加者らは、パリで開催されたCOP21=第21回気候変動枠組条約締約国会議で採択されたパリ協定の履行を公約するとともに、気候変動適応に関する構想・方策などについて意見交換をしました。

会議で発言にたったフック首相は気候変動対応分野における国際協力の重要性を強調し、G7と沿海諸国との「気候変動・海面上昇予防対策・海洋環境保護フォーラム」の開設に関するイニシアティブを提案しました。

フック首相は、「ベトナムは気候変動による最も深刻な被害を受ける国の1つでありながら、メコン河の水資源の過剰使用からもマイナス影響を受けている」と明らかにした上で、パリ協定の履行を公約し、そして、G7諸国に対し、気候変動と海面上昇予防対策、海洋環境保護、メコン河の水資源の持続可能な使用、塩害対策などの分野でベトナムを支援するよう提案しました。

また、「海洋経済開発と海洋環境保護を両立させることはベトナムの発展戦略の重要な方向である。ベトナムは、経済発展のために環境を犠牲にせず、クリーンエネルギーや、再生エネルギー開発、グリーン成長、持続可能な発展を奨励している」とし、海洋へのプラスチック廃棄物排出予防対策に関するカナダのイニシアティブを歓迎し、「ベトナムはこのイニシアティブの展開において、カナダや、国際社会と協力する」と確約しました。

そして、「グリーンかつクリーンの海洋という目標へ向けて、G7がプラスチック廃棄物削減のためのグローバルな協力体制を作り出すよう」提案しました。

さらに、フック首相は海上での平和、安定、安全保障の重要性を強調し、G7が航行の安全・自由を確保し、あらゆる紛争も1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決すべきというベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題に関するASEANの立場を支持していることを歓迎しました。

カナダを含め、多くの国はフック首相の演説を高く評価し、ベトナムのイニシアティブや、ASEANの立場への支持を再確認しました。同日、フック首相は、今回のサミットに参加した各国の代表と個別会見を行いました。
ソース:VOV