席上、両氏は、「ベトナムとアメリカの国交が樹立されてからこの25年間、両国関係があらゆる分野で迅速に発展している」との点で一致したほか、「今後も、その協力が深化し、両国国民に利益をもたらしていく」との確信を表明しました。
この機に、フック首相とトランプ大統領は、アメリカ側が同国の1974年通商法に従って、ベトナムの金融政策と木材供給源に関する調査を行っていることについても意見交換をしました。
フック首相は、「ベトナムの為替運営は共通の金融政策によるものであり、インフレ抑制とマクロ経済の安定維持を目指すものであり、これまで、ベトナム政府は貿易活動から利益を得るために為替操作をしない政策を堅持してきた」と再確認しました。また、「ベトナムは貿易収支のバランスを確保するために取り組んでいる」と明らかにしました。
一方、トランプ大統領はベトナムに対する暖かい気持ちを表明し、「再びベトナムを訪問したい」と明らかにしました。