13/01/2021 10:46 GMT+7 Email Print Like 0

ビール缶を花の絵にリサイクル

ハノイのグエン・ティ・フエさんは環境を保護する製品を作りたいという願いと花への情熱から、捨てられたビール缶をユニークな花の絵に作り変えました。
彼女の家族が捨てるのを忘れていたビールの缶から、フエは蓮の絵を作ろうというアイデアを思いつきました。周りの人達がとても褒めてくれたので、フエさんはさらに近所の人や友人たちが持ってきたビール缶、ボロ切れ、背景用の廃棄された衣類や額縁用の布カバーを利用して、菊、ひまわり、バラの絵を作り始めました。

花の絵を完成させるには、まずアイデアを練り、それに沿って印象的な絵をどんな方法で構成するかを決定する必要があります。その後、ビール缶を主な材料とし、刃物、はさみ、ピンセット、接着剤などの道具を使って切り取り、花に作り上げます。同じ花のパーツの場合、彼女は紙を切って型を作り、それをビールの缶に置いて大量に切ります。作業中は手袋をしますが、切り傷など怪我をしない様に細心の注意が必要です。花びらの特色をより出すために、彼女はインクが無くなったボールペンを利用して、筋を作成することもあります。



フエさんが花の絵を作っているアトリエ。


フエさんが缶を使って美しい絵を作成するために使用するかみそり、はさみ、プライヤー、ピンセットなどのシンプルなツール。


ユニークな花の絵を作るために使用済みのビール缶を切るフエさん。


ビール缶に花びらを描き、あらかじめ決められたサイズにカットする。


花の絵を作るために缶を細かく刻んで巻く。


缶を再利用するだけでなく、ぼろぎれなどを組み合わせて絵の背景を作るフエさん。


缶で作られた花びらは巧みに配置され、完全な花となる。


缶を巻き上げた材料で絵を完成させるプロセス。
フエさんは普通の花を作るだけでなく、巻いた花も作ります。彼女はナイフを使ってビール缶を大きな断片に切り、次にはさみで3〜5mm幅のひも状に切ります。器用に道具を使って巻き、円を作り、渦巻きにして花を作り、自分のアイデア通りに組み立てます。
ビール缶の色はそのままなので、フエさんはしばしば花を目立たせるために暗い色の生地を使って背景を作成しました。初めの頃はビールの缶を切る時、自分の手や皮膚が怪我しないようにゆっくり切りましたが、慣れてくるとビール缶が柔らかい材質なので切りやすく、花びらと雌しべ・雄しべが作りやすいことに気づきました。現在、彼女はビール缶から花の絵を完成させるのに約4時間かかります。もしプロセスがより複雑で細かい作業が必要な場合はまる1日かかることもあります。
フエさんは今までビール缶から絵を作る人を見たことがなかったので、手作りの工芸品を作るユーチューブの番組を作って、人々に作り方をアドバイスすることを始めたそうです。現在、「フエさんの手作りクラフト」というYouTubeチャンネルには約1,000人のフォロワーがいます。
「暇なときに花の絵を作ることはとても楽しいです。だから私はビデオを作って写真を撮り、ソーシャルネットワークに投稿します。私は身の回りの不用品をリサイクルし、環境を保護する動きを広めたいと思っています。」とフエさんは語りました。

グエン・ティ・フエ(Nguyen Thi Hue)さんが缶から作った花の絵:













 
文:ガン・ハー(Ngan Ha)、写真:チャン・タイン・ザン(Tran Thanh Giang)