25/10/2021 11:07 GMT+7 Email Print Like 0

チュオン・タイン・フオン准教授、博士 - 脂質異常症研究の科学者

バック・マイ病院心臓病研究所の元小児心臓病-先天性心疾患部長であるチュオン・タイン・フオン准教授、博士は「家族性高コレステロール血症の遺伝子変異マップの構築とベトナムにおける疾病管理モデルの提案」の研究で2020年コヴァレフスカヤ賞を受賞しました。このモデルは人々の健康診断や治療の実践に多くの効果的に適用されています。

チュオン・タイン・フオン准教授、博士はハノイ医科大学の最初の専任心臓専門医(1983-1987)でした。彼女は卒業後すぐに、バック・マイ病院の心臓研究所で働き、その後引き続きパリ第6大学で学び、サンアントワーヌ病院とロバートデブレパリ病院(フランス)で仕事に打ち込みました。


優秀な女性研究者として2020年のコヴァレフスカヤ賞を受賞したフオン准教授、博士。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル



2020年のコヴァレフスカヤ授賞式でベトナムを代表する心臓専門医の祝福を受けるフオン准教授、博士。
撮影:資料



バック・マイ病院心臓病研究所の会議でのフオン准教授。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル



心臓病研究所のC5室で毎年行われるブリーフィングに参加するフオン准教授。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル



 
フオン准教授とバック・マイ病院心臓病研究所の血管カテーテル室のチーム。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル


血管カテーテル室で四肢の血管造影写真を見るフオン准教授と2人の医師。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル

 

しかし、冠状動脈性心臓病の危険因子である高血圧と脂質異常症との間に強い関連があることにチュオン・タイン・フオン准教授が気づいた時、彼女に新しい道が開かれました。彼女はこの研究を心臓病部長のファム・ザー・カイ氏に提案し、この分野を研究するために科学評議会に意見を求めました。

フオン准教授は研究に懸命に、且つ静かに取り組んでいる間、国家レベルの研究5件、省レベルの研究3件、医科大学レベル2件の研究を行い、16の教科書や研究専門書を編纂、37件もの高コレステロール血症に関する科学論文を一流の医学雑誌に発表しました。

「家族性高コレステロール血症の遺伝子変異マップの構築とベトナムでの疾病管理モデルの提案」の研究はフオン准教授の研究テーマで、ベトナムでの診断と治療に効果的に適用されています。この研究は家族性高コレステロール血症のベトナム人約50万人の医療に用いられ、地域社会や医療施設での病気のスクーリングと管理のプロセスの開発に適用されています。

ベトナムで初めて数十人の系図が家族性高コレステロール血症の遺伝カウンセリングを受けたとき、この研究は医学界で反響を呼びました。これにより、家族性高コレステロール血症患者のスクリーニング、診断、治療、およびモニタリングのモデル構築の成功に向けて保健省から支援を受けました。同時に、この研究を通じて、各地の300人近い医師に家族性高コレステロール血症に関する指導を継続的に行ってきました。

フオン准教授は心臓病研究所で研究、検査、治療を行うだけでなく、ハノイ医科大学の医療分野での質の高い専門家を育成する上級講師でもあり、40人以上の医師、博士、修士のために指導しました。また彼女は科学研究のみならずフランス、米国、オーストラリア、日本などの世界の科学者や大規模な科学企業との創造的な協力を通じて、ベトナムの健康セクターと世界の架け橋として貢献してきました。


クリニックで患者のために超音波検査を行うフオン准教授。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル

 

患者の写真を見て、治療を行う医師と専門的な意見交換をするフオン准教授。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル



病院のベッドで患者を診察するフオン准教授。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル

 

フオン准教授に専門的な質問をすると常に詳細な回答を得ることのできる学生たち。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル



心臓病研究所の研修医チームと専門知識を共有するフオン准教授。
撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル

 

さらに、フオン准教授はホルター心電図、ホルター血圧計、ランニングマットの心電図ストレステスト技術などの最新技術の開発と導入に成功しました。2012年、彼女はベトナム科学技術革新賞を受賞し、2014年に国から「優秀な教師」の称号であるIIIレベル労働メダルを受賞しました。2016年、彼女は社会主義の構築と祖国の擁護に貢献した功績により、首相から功労証明書を授与されました。

医師の最大の喜びは患者を治療することであり、科学者の喜びは自身の研究成果を地域社会に適用させることです。教育者の喜びは、先生としての人生の経験を分かち合い、若い世代に伝えることです。チュオン・タイン・フオン准教授はこれらの多くの役割を果たしています。それはまた、常に自らの仕事に専念し、人々のために診断と治療に専念している科学者の貴重な生き甲斐でもあります。

文:ブック・ヴァン
撮影:チャン・タイン・ザン、資料

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