19/07/2020 14:16 GMT+7 Email Print Like 0

チャムの精華の陶製品

ベトナムの南中部のチャム民族の陶器製のレリーフ、アプサラの像などは、苔むし、古く千年前から今まで存在する。昔からの踊りの道具も陶器で作られている。その通りがチャム民族の特別な文化を表明した。陶製品は、生活上の道具だけでなく、神と繋がるためのチャム民族の人々の仲介物とも呼ばれる。私たちはニントゥアン省におけるバウチュック村を訪問し、チャム民族の人々が陶器を作る職業を見学した。
バウチュック陶器の特徴

ベトナムで最も乾燥した土地であるニントゥアン省を一番蒸し暑い日に訪問した。コロナ禍と旱魃の影響で、経済、観光の活動が停滞しているが、ニントゥアン省ニンフォック県フォックザン町にあるバウチュック村の人民たちは生産の活動を続けていた。職人たちは一生懸命働き、多くの製品を生産する。

バウチュック陶器の村は、今まで存在している東南アジアの中で一番古い陶器の村であり、現在、500家族の90パーセントが陶器作りを維持している。
バウチュック村の伝説によると、伝統的な陶器の職業の祖先はPoklong Chanh様である。千年以上前、Poklong Chanh様は官吏の担当を拒否し、女性たちに粘土で道具などを作る方法を教えた。Poklong Chanh様の恩を思い出すために、バウチュック村の人々はPoklong Chanh様の礼拝堂を建立し、チャム民族で最大の祭りであるカテ祭りを行った。バウチュック村の伝統的な職業は、今まで伝えられている。

バウチュック村に住む80歳のチュオン・ティ・ガックさんは、10歳から陶器を作る伝統技術を身につけ、「私はおばあさんと母から教えられました。今は私は、子供たちに教えています。バウチュック村における陶器の職業は、女性にあった仕事です。男性たちは薪を集め、粘土を掘り、藁を運びます。ガックさんによると、バウチュック村の職人は手で陶器を作り、その作る段階が世界の方法と違うと述べた。



踊り子アプサラの像の作品を完成する80歳のチュオン・ティ・ガック職人
撮影:グエン・ルアン



特別な作品を作るバウチュック村の職人
撮影:グエン・ルアン



48歳のダン・ティ・チャン職人
撮影:レー・ミン



作られたものを乾燥する。
撮影:レー・ミン



陶器の形を形成する。
撮影:レー・ミン





伝統方法で作られるバウチュックの陶器
撮影:グエン・ルアン



5時間から8時間かけて焼かれる。
撮影:レー・ミン



焼かれた後の陶器を冷ます。
撮影:グエン・ルアン


焼かれた後の陶器を冷ます。
撮影:グエン・ルアン

 

ガック職人は、バウチュック村の職業の秘訣について語った。「陶器を作る段階は様々です。最も重要なのは原料としての粘土を選ぶことです。粘土は、バウチュック村の近くで採取され、土は乾燥され、水に入れ、ごみ、小石などをろ過し、その後、一定の割合で水と混ぜます。その時の粘土は、陶器を作る原料になります。」と述べた。

バウチュック村の陶器の作り方の特徴は、一般的な作り方の轆轤や型枠を使わず、足と手だけで粘土を固め、他は、ここの職人も鋳型などの使わない。

バウチュック村の殆どの陶器の模様は、川、貝殻、植物、自然、空、宗教などに関するものであるである。陶器を薪と藁で5時間から8時間かけて焼く。

昔の経験によると、特に、陶器を焼く前は、陶器が壊われないように、日を選択し、職人の祖先にお供えものを準備する。それにより、焼きあがった製品に傷がつかないとされている。

バウチュック村の特徴である陶製品は、地元の文化の特徴を持ち、人々の生活に関する道具である。


チャム民族の文化の特徴を表す陶器

現在、バウチュック村は、伝統職業の村だけでなく、文化、観光の訪問先になる。バウチュック村協力組合は、2008年に設立され、陶器の質を向上させる基盤になり、ニントゥアン省を訪問する観光客のチャム民族の商業を紹介する場所にもなる。バウチュック村の数千の陶製品は、ここでも紹介される。
 タイのアサシット・サッカム博士は「私はタイの東北地方にある宮殿や御堂には、ベトナムのチャム民族の陶製ので作られるものが多く見られます。そんな神聖なところでチャム民族の陶製品があるのは、タイだけでなく東南アジアでもチャム民族の陶器の素晴らしさを表しています。」と述べた。

研究者たちは、チャム民族とその文化遺産は謎であり、特別であるという。陶器の特徴である。

日本人の研究者代表とするSAKAYA博士は「特別なのは世界で多くの陶器の村は発展できなかったが、ベトナムのチャム民族の陶器はまだ存在しており、数百年前の特徴がそのまま残っています。それはチャム民族の陶器が永遠に存在し、特別な価値を持ち、UNESCOに認められることに値します。チャム民族の陶器は、復活され多くのところで広げられることを期待します。」と述べた。


特別なチャム民族の陶器の模様があるPô Klong Garai塔は、国家レベル芸術建築遺跡であると認められる。
撮影:グエン・ルアン







バウチュック村の陶製の道具。
撮影:グエン・ルアン



バウチュック村の陶器に見られる煙から作られる色模様
撮影:グエン・ルアン

 





 
ニントゥアン省に住むチャム民族の人々の様々な信仰などを反映する陶器の像
撮影:グエン・ルアン
 

陶器の瓶を頭の上に載せるチャム民族の少女たち
撮影:資料



バウチュック村で陶器を作る体験をする観光客
撮影:資料

 

アメリカ人の80歳のLeedom Lefferts教授は、この20年間、ベトナムの中部の海岸の職業村を訪問し、チャム民族の陶器を調査し、「それぞれの製品は独立し、他の製品と違います。それはチャム民族の陶器の特徴です。」と述べた。

2019年3月、ベトナムの首相は文化・スポーツ・観光省がチャム民族の陶器が緊急な保護の対象として、無形文化遺産のリストに入れさせるように、「チャム民族の陶器の職業」をUNESCOに提出する手続きを薦めた。
ドアン・ゴック・コイ博士によると、サフイン文化からチャム文化に移ったことがあったが、バウチュック村で作られる陶器の特徴は300人の職人が作ったそれぞれの瓶は、どの瓶も同じであるが、だれが作った瓶か本人は分かる。自分が作った製品に自分の特徴を持っていた。

バウチュック村を訪問した時、越僑であるチャン・フン建築家は、アメリカの娯楽地、リゾート、レストランなどでバウチュック陶器を使うアイディアを考えた。500種類のバウチュック村の陶器は、アメリカに初めて輸出された。

今、アメリカのカリフォニア、テキサス、アリゾナなどでバウチュック村の陶器は紹介され、多くのアメリカ人に人気があり購入されている。

文:ソン・ギア
撮影:レー・ミン、グエン・ルアンと資料