席上、ズン首相は、「ベトナムはASEAN2025ビジョンを実施し、“主体的・積極的・社会的責任”という方針に従って、ASEANの団結強化、地位向上などのために地域内の協力の強化に寄与していく」と再確認した上で、「ASEAN加盟諸国は常に環境保全や、生物多様性の保護、天然資源の持続可能な管理・使用を重視しており、国連の気候変動枠組条約に積極的に参加している」と明らかにしています。
ズン首相は次のように語りました。
「現在、気候変動や、環境汚染、食料と水資源の安全保障はグローバルな問題となっています。これらは一カ国だけで解決できず、全世界の協力が求められています。それぞれの国にとって、経済を発展させながら環境を保つことが重い任務となっています。こうした中、環境保全は持続可能な発展の基本的な目標でありながら、重要な内容でもあります。」
このように語ったズン首相は「今回の会議で、ASEANの環境担当閣僚らが持続可能な環境保護や、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの展開、今年12月もパリで行われるCOP21の準備作業などのために具体的な措置を提出するよう」希望を表明しました。
:VOV