20/04/2021 14:17 GMT+7 Email Print Like 0

グエン・クオン・ティン教授、博士 ベトナムの消化器外科の第一人者

30年以上の勤務経験を持つグエン・クオン・ティン教授、博士(108臨床医学薬学研究所、108軍隊中央病院の元消化器外科部長、消化器手術部門部長)はB3科(消化器外科)の設立に貢献し、地域および国際的な基幹病院と同等レベルの多くの高度な技術を持つ、ベトナムの主要な消化器外科センターに築き上げた人である。
命を救うという医師の仕事では周りの人々との愛の物語に度々出くわし、それらの出来事は忘れられません。グエン・クオン・ティン博士はその中の一つの事例を私たちに話してくれました。

それはハイ・ズオン省の患者で、妊娠数ヶ月の妊婦のような腹部に巨大な脂肪腫瘍を持っていました。この患者は中央病院や他の多くの病院に行きましたが、腫瘍が大きすぎたため手術を引き受けてくれる病院はありませんでした。グエン・クオン・ティン博士は患者との多くの思い出を辿りながら「病人が私のところに来た時、ひどい痛みがあり、絶望していました。しばらく研究を重ねた結果、25キロの脂肪腫瘍を手術して取り除くことにしました」と語りました。病人を救うことで治療ができたという幸福と、患者とその家族の心からの感謝が医師という職業の困難や苦労、試練などすべてを消し去ってくれるという点で、医者という仕事は素晴らしいと博士は述べました。

グエン・クオン・ティン博士が献身的に仕事に取り組むのは、父親が亡くなる前の遺言「子供たちの中で誰か医者の仕事を継いでくれないか。看護師でもいいから近所の人を助けてあげてくれ」への感謝のようです。これはまた、戦後、軍の文化的奉仕の訓練に選ばれたこともありますが、グエン・クオン・ティン博士が父親の遺言を果たすために医学を選んだ理由です。

グエン・クオン・シン博士は一人の執刀医から幹部になり、先人の伝統を引き継ぎ、108軍事中央病院の消化器外科を創設して、ベトナムの消化器手術をリードするセンターの一つに育てあげました。


 

108軍隊中央病院の黄金の手と呼ばれているグエン・クオン・ティン教授、博士(108臨床医学薬学研究所、
108軍隊中央病院の元消化器外科部長、消化器手術部門部長)



科学研究での成果のみならず、教授法を絶えず改良し、学部および大学院の教育の質を向上させているグエン・クオン・ティン教授。


軍医学院とタイビン医学薬学大学の兼任講師、グエン・クオン・ティン教授。


軍事医学学院の学生に108軍事中央病院での実習を指導するグエン・クオン・ティン教授。


内視鏡手術を行うグエン・クオン・ティン博士(右から2番目)。
撮影:資料



ベトナム国立知的財産局からユーティリティソリューションの特許を取得したグエン・クオン・ティン教授。

 

グエン・クオン・ティン博士は毎年、何千人もの患者を直接手術し、その多くは危険で複雑な病気にもかかわらず命が救われています。ホーチミン市内の有名な外科医、ヴァン・タン教授はティン教授の肝切除のプレゼンテーションについて「私たちは彼らより多くの肝臓手術をしていますが、彼らの手術の技術はより優れています」と評価しました。そのため、博士は108軍事中央病院の「黄金の手」と呼ばれています。

1996年当時、グエン・クオン・ティン博士は108軍事中央病院で最初の虫垂切除術の助手でした。しかしその後、教授は独立して腹腔鏡検査を行いました。翌年、博士の指導の下、B3科は結腸内視鏡検査、結腸直腸切除、膵臓葉ブロック、食道、肝臓さらには肝移植など、より難しい技術で手術を行い成功させました。現在、108軍事中央病院は全国で唯一のヒトドナー肝移植機関です。

グエン・クオン・ティン博士は、病気の診断と治療、科学研究と医療指導者の訓練に貢献したとして、一等勲章(2004年)、二等国防勲章(2014年)、人民医師の称号(2017年)を獲得した。
謙虚な性格で、市場のニーズ、そして常に新しいことを把握しているグエン・クオン・ティン博士は、科学研究において独立しているだけでなく、科学研究において頂点を極めることができます。彼は139の国内および国際的な科学論文を発表しています。また、2008年に科学技術省知的財産局が発行したユーティリティソリューション特許も取得しました。

指導業務においては何世代にもわたる学生の教師で、教え子たちの多くは現在、ベトナムとラオスの軍事医学、また軍の内外の学校や病気の主要なスタッフとなっています。

グエン・クオン・ティン博士は評議会の議長、評価委員、評議会委員としてハノイ医科大学、軍事医学学院、フエ大学、ホーチミン医科大学、108臨床医学薬学研究所の医学修士論文や医学博士論文などの多くの評価委員会にも参加しています。

博士は教授法を常に革新し、学部および大学院教育の質を絶えず向上させ、学部および大学院教育向けの多くの教科書や書籍を編集および著しています。

また、博士は108臨床医学薬学研究所の胃腸外科部門の責任者であり、軍事医学学院とタイビン医科薬科大学の講師でもあります。



1999年、デジュネット病院(フランス)での研修生時代にフランスの教授と記念写真を撮影した
グエン・クオン・ティン教授、博士(右から2番目)。
撮影:資料



ハノイ医科大学、軍事医学学院、フエ大学、ホーチミン医科大学、
108臨床医学薬学研究所などの修士論文や医学博士論文の評価委員会にも参加しているグエン・クオン・ティン教授、博士。


修士論文の審査に合格した大学院生と一緒に写真を撮るグエン・クオン・ティン教授、博士。
 
医学という愛着のある長い道のりには、人々を救うという仕事柄、非常に多くの患者と出会い、運命が彼を心配させ、非常に短い時間で人間の生命に関連する決定を下しました。博士は「非常に大きなプレッシャーですが、何よりも、それは患者への情熱と愛情です」と語りました。

グエン・クオン・ティン博士によると、彼にとって最大の課題は治療が困難なケースです。 治る場合と治らない場合があります。 診断できない場合もありますが、診断できるが治せない場合もあります。したがって、現在の複雑な病気の状況では、医師は仕事に情熱を持つだけでなく、新しい知識を吸収するために外国語のスキルを向上させ、定期的に勉強する必要があると述べました。それは成功に向かう最も直線的な道であり、人々の健康を守る科学者が仕事に打ち込むために必要な能力の確保でもあります。

文:タオ・ヴィー
撮影:チャン・コン・ダット
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