11/11/2021 21:46 GMT+7 Email Print Like 0

ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授:内分泌と糖尿病の分野におけるベトナムの第一人者

中央老人病院の内分泌科部長ヴ―・ティー・タイン・フエン(Vu Thi ThanhHuyen)准教授は数千人の患者の治療に成功し、内科疾患、筋骨格系の治療における多くの有意義な科学的研究は世界中で認めらています。

「学びはすべて日常の仕事であり、
医者の仕事はすべて鍛錬である」

 
学問の道を歩み続ける
ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授は1973年に生まれ、誰も医学を学んでいない家庭で育ちましたが、両親は彼女が医者になることを熱望していました。父親が喘息で息切れを起こし、入院しなければならないのを見たとき、彼女は父親の病気をとても心配し、医学を勉強して父親の病気を治したいと思いました。ハノイ医科大学で一般開業医のトレーニングプログラムを6年間勉強して、理想的なキャリアを築くことができました。


フエン准教授は自身の治療並びに教育、科学研究においてより良いサービスを提供できるように、資格を取り、専門分野に進むことを決意し、一般内科を専門とする研修医として学びました。 彼女は「学問の道は困難な旅ですが、常に私に新しい機会を導いてくれます」と私に語りました。恐らく、それが1998年に彼女がドイツのDAAD奨学金の入学試験を受け、ハイデルベルク大学(ドイツ)で内分泌学を研究し続けた理由です。ドイツの大学を卒業後、中央老年病院の一般内科で働き始めました。

ベトナムの内分泌および筋骨格の医学的検査と治療に多大な貢献をした
中央老人病院内分泌・筋骨格科部長ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授。写真:タイン・ザン/ VNP



第1回の「認知症」ワークショップに参加したフエン准教授と国際的な糖尿病内分泌学者。
写真:NVCC資料



オーストラリア老年医学会の専門家との業務に携わるフエン准教授。写真:NVCC資料


ベトナムのWHO専門家との業務に携わるフエン准教授。写真:NVCC資料


ハノイで開催されたベトナムとスウェーデンの外交関係を祝う一連のイベントに参加するためにベトナムに来た
スウェーデンのノーベル賞評議会の国際的な専門家と写真を撮るフエン准教授。写真:NVCC資料



ハノイ医科大学とサウスカロライナ大学(米国)との国際協力調印式でのフエン准教授。
写真:NVCC資料



2020年にベトナムで開催された骨粗鬆症治療10周年記念イベントに参加するフエン准教授。写真:タイン・ザン/ VNP

彼女の学問を続けたという粘り強い思いからか、2005年にSIDA / SAREC奨学金プログラムによりスウェーデンのストックホルムのカロリンスカ研究所で博士課程の学生として受け入れられました。これは世界をリードする名門医科大学であり、毎年ノーベル医学賞を受賞しています。
フエン准教はベトナムで珍しい若い女性医師であり、英語、フランス語、ドイツ語の3つの外国語を流暢に使いこなし、本を読んだり、講師や医師から医療の専門知識にアクセスしたりするのに役立っています。ストックホルムのカロリンスカ研究所では、医学研究の方法について十分な訓練を受けました。

ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授は世界内分泌学会若手研究者賞(2011年)を受賞した。


 スウェーデンとドイツの二つの医療機関の協力を得て、2009年、ドイツのレーゲンスブルク大学で糖尿病性足病変のスクリーニングとモニタリングの方法に関する上級コースに同時に参加しました。世界的に有名な医学部で研究し、博士論文を取得することは大きなプレッシャーです。彼女は「博士課程の学生は一流の国際専門誌に4編の論文が掲載される必要があります。ここでの4年間の研究の間に多くの研究サブセクションを完成し、国際専門誌に掲載させなければなりませんでした」。

若い医師や看護師の教育に専念し、情熱を注ぐ
学問への努力によって多くの国際医学の学位を取得したことで彼女の専門知識の高さが証明され、ベトナムに戻った時、一度に診察、治療、科学研究、管理と訓練と様々な業務を行うことができました。現在、彼女は中央老年病院の内分泌・筋骨格科部長兼科学研究部門の責任者であり、同時にハノイ医科大学老年医学部門の副責任者です。彼女は純粋な医療倫理を持ち、医療に貢献した女性医師に対して贈られるダン・ヴァン・グー賞を4年連続(2017年~2020年)受賞しました。

 

ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授と内分泌・筋骨格科の医師との専門家会議。写真:タイン・ザン/ VNP


フエン准教授の指示に耳を傾ける内分泌・筋骨格科のスタッフ。写真:タイン・ザン/ VNP


レセプションホールで看護師や医師と業務の情報交換を行うフエン准教授。写真:タイン・ザン/ VNP

フエン准教授から検査を受ける高齢の患者。写真:タイン・ザン/ VNP


フエン准教授から甲状腺の超音波検査を受ける患者。写真:タイン・ザン/ VNP


優秀な労働集団という快挙を成し遂げたフエン准教授管理下の中央老人病院内分泌・筋骨格科。写真:タイン・ザン/ VNP

ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授は米国、スウェーデン、オーストリア、日本、中国、マレーシア、シンガポール、香港、ベトナムで開催された内分泌学に関する多くの国際会議にも出席し、25編の国際論文と国内の専門誌に125編以上の論文を執筆しました。
ヴ―・ティー・タイン・フエン准教授はアジア太平洋糖尿病学会との多くの国際協力プロジェクトの代表を務めている。



医者の仕事はいつも忙しくて骨の折れる仕事ですが、フエン准教授が疲れているのを見かけたことはめったにありません。毎週、専門的な仕事に加え、医科大学に戻って教え、情熱的でエネルギッシュな講義は学生たちに大好評です。彼女は学生に働き方を教えるだけでなく、将来の医師が高齢の患者とより意思疎通を図った治療が求められることから、コミュニケーションと心理的行動に自信を持てるように学生を訓練します。彼女は「学びはすべて日常の仕事であり、医者の仕事はすべて鍛錬である」と信じています。そして、まだ若い世代の医師や看護師にその単純明快な真理を心を込めて伝えています。


 

文:ビック・ヴァン

写真:チャン・タイン・ザン、NVCC資料


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