シンポジウムで、在ベトナムWB=世界銀行事務所の高級専門家であるセバスチャン・エッカルト氏は「ベトナムは一人当たりのGDP国内総生産の伸び率が1990年から2014年まで、年平均5.5%増となることや、貧困率が急減されたことなど多くの成果を収めましたが、貧富の差の拡大、少数民族などの人々の生活水準が低いこと、環境汚染など多くの試練に直面している」との見解を明らかにしました。
また、セバスチャン・エッカルト氏は「経済の持続的な成長を目指し、ベトナム政府は雇用創出、環境と資源の持続的管理に力を入れると共に、インフラや市場経済体制の整備、気候変動への対応、農業の近代化を強化する必要がある」と明らかにしました。
ソース:VOV