15/03/2020 10:09 GMT+7 Email Print Like 0

「今や欧州がパンデミックの中心地になった」WHO

WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスの世界的な大流行の中心がヨーロッパになったという認識を示したうえで、渡航を制限することではウイルスの感染拡大を食い止められないとして、検査や隔離などの対策を強化する必要があると強調しました。
WHOのテドロス事務局長は13日、スイスのジュネーブの本部で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大について、「今やヨーロッパが『パンデミック』の中心地になった」と述べ、世界的な大流行の中心がヨーロッパになったという認識を示しました。

一方、複数の国が国境を越える人の移動を制限していることについて、危機対応を統括するライアン氏は、「渡航制限をしていながら、結局ウイルスが持ち込まれた国はたくさんある。渡航制限よりも、検査や隔離などのほうがはるかに大切だ」と述べ、渡航を制限することでは感染の拡大を食い止められないとして、検査や隔離などの対策の強化が必要だと強調しました。

このほか世界的な感染のピークについて、技術責任者のバンケルコフ氏は、「今度何が起きるか推測できない。必要なのは、この『パンデミック』のいかなるシナリオに対しても準備を万全にすることであり、今後の感染の広がりは各国の対策にかかっている」と述べ、中国が対策の強化によって感染のピークを過ぎた例などを紹介しながら、各国が今以上に対策を講じる必要性を訴えました。(NHK)
ソース:VOV