上部城塞からフエを眺める

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上部城塞からフエを眺める

上部城塞はフエ王宮の最も外側を囲む防御城塞の上にある建築エリアです。ここは広範囲にわたって重要な場所であるため、過去には歩哨が配置され、フエの城塞を守っていた場所でした。この高さから、観光客はフエの街や通りの非常に美しく新しい景色を見ることができます。このエリアは長い間閉鎖されていましたが、2023年の旧正月の後、古都フエ遺跡保存センターが観光客のために扉を開き、興味深いフエの見学スポットが新しく誕生しました。


フエ午門広場前の旗塔エリアの上部城塞。

これは首都フエの防御壁システムの中で最も高く最も重要なエリア。

撮影:コン・ダット/ベトナムフォトジャーナル


上部城塞はフエ王宮の最も外側を囲む防御城塞の上にある建築エリアです。ここは広範囲にわたって重要な場所であるため、過去には歩哨が配置され、フエの城塞を守っていた場所でした。この高さから、観光客はフエの街や通りの非常に美しく新しい景色を見ることができます。このエリアは長い間閉鎖されていましたが、2023年の旧正月の後、古都フエ遺跡保存センターが観光客のために扉を開き、興味深いフエの見学スポットが新しく誕生しました。


 

この見学エリアの再開は遠方から来た人々だけでなく、フエの人々にも多くの感動をもたらしました。それは恐らく、フエ市党委員会のファン・ティエン・ディン書記が自身のフェイスブックで次のように感慨深く語った理由でしょう。

「ナム・スオン要塞(テー・ニョン門としても知られるニョン門)から、フー・ヴァン・ラウ旗竿を横切ってナム・タン要塞(サップ門としても知られるクアン・ドゥック門)までの壁沿いの歩道はフエの人々や観光客が通れるようにつながっています。おそらく、フエで生まれ育った人、長く住んでいる人を含め、昔からこのエリアに来る機会があった人は多くないのではないでしょうか。爆弾の下でまだ多くの破片が残っている壁に触れ、時間の経過で見え隠れする大砲を眺め、そよぐ風の音を聞き、旗竿の上を通過する雲を眺め、平和な街の風景を眺めていると、私たちはとても不思議な気持ちになります。フエ は常に新しいイメージと感情をもたらしてくれます。どれだけこだわって調べてみて、私たちは驚きを止めることができません」


 

フエ王宮を守る城壁は周囲約10キロメートル、城壁の高さは7メートル近く、城塞(上部城塞)の幅は20メートル以上あり、外壁には最も外側の防御層として堀が設けられている。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル


旗塔の上部城塞から見る午門。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

フエ午門前のクアン・ドック門の望樓と出入り口。
これは上部城塞の高い場所で、見張りと警戒に使用された。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル


フエの上部城塞エリアを見学しにやって来る外国人観光客。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル


フエの上部城塞にある防衛用大砲。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル


クアン・ドック門の望樓最上階の見張り台への小さな登り口。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル
大砲、武器庫、今も壁に残る弾痕。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

上部城塞からフエの眺めを楽しむ外国人観光客。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル


  • 文:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル撮影:タイン・ホア、コン・ダット/ベトナムフォトジャーナル
    訳者:ソン・タム・クエン

 

文:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル 撮影:タイン・ホア、コン・ダット/ベトナムフォトジャーナル 訳者:ソン・タム・クエン

壮麗なキエンチュン宮殿 グエン朝最後の2代皇帝の住居

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紫禁城(フエ)の神道軸上に位置する5つの大きな建築作品の一つであり、グエン王朝最後の2代の皇帝が執務し、生活したキエン チュン宮殿は遺跡の形で70年以上存在した後、2024年(甲辰)の春、グエン王朝の後宮とこの国の歴史を特徴づける出来事についての興味深い物語を語り続けるために、かつての壮大さと素晴らしさが戻ってきました。

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