バック・ニン省のチュオン・ヴァン・ダオさんは子供たちが遊べる電気自動車を作りたいという願いと、伝統的な木工への愛が生んだ創造的な情熱を注ぎたいという願いから、木製のスーパーカーを製造し、国内外の多くの友人に知られています。
バック・ニン省のチュオン・ヴァン・ダオさんは子供たちが遊べる電気自動車を作りたいという願いと、伝統的な木工への愛が生んだ創造的な情熱を注ぎたいという願いから、木製のスーパーカーを製造し、国内外の多くの友人に知られています。
郵政大学では経営学を専攻したダオさんでしたが、木製のおみやげを作る工房を開くことにしました。YouTubeでビジネスを展開すると、彼の木工製品は多くの人に知られるようになりました。
息子を公園に連れて行った時、電気自動車の運転が大好きなのを見て、彼は子供たちが遊ぶための、且つ自身の技術を注ぎ創造を楽しむための自動車の模型、木製の車のアイデアを思いつきました。
ダオさんは最初のフェラーリ車を約3か月間で製造しましたが、その時は前後に引っ張って遊ぶだけで、電気で走ることはできませんでした。しかし、彼が自分のYoutubeチャンネルに投稿した時、多くの海外の友人が興味を示したので、二台目の車ブガッティ・チェントディエチを製作しました。ダオさんは最初の車の経験を生かし、関連する機器や材料を探しながら研究と製造を行った結果、電気自動車を完成させることに成功しました。
現在までに、ランボルギーニ・シアン、ブガッティ・チェントディエチ、BMW328オマージュ、シボレー・コルベットC8、フォード ・マスタングから、トヨタ・ランドクルーザー、アウディQ7、レンジ・ローバー、フォード F -150などの数億ドンの価値がある人気モデルの木製コレクションを製作しました。
車ごとにやり方は異なりますが、通常、ダオさんは下から上へと作業をして行きます。まず足回りを作り始め、エンジンや車輪を組み立て、ボディを細かく彫り込んでいきます。最後に、ライトを取り付けたり、塗料を吹き付けたりして、車の光沢を高めて人目を引くようにし、より長く使用できるように仕上げます。現在、製作に使われている木材は主に黒檀とパインウッドです。
これまでのところ、ダオさんが作るスーパーカーは通常、実車の3分の2のサイズで、燃料として4つまたは5つのバッテリーが取り付けられているため、約3 時間の連続走行ができます。
ダオさんは「車を作るには時間とお金がかかりますが、今のところ販売するつもりはなく、後で展示できるコレクションにするつもりです。将来的には、個展やオークションを開催し、オークションのお金を寄付してチャリティーに使うこともできるかもしれません」と述べました。
文:ガン・ハー
撮影:カイン・ロン
訳者:ソン・タム・クエン
文:ガン・ハー 撮影:カイン・ロン 訳者:ソン・タム・クエン