フオン川古代陶器博物館 : フエ市のユニークな文化的価値を保存する場所

芸術

フオン川古代陶器博物館 : フエ市のユニークな文化的価値を保存する場所

タイ・キム・ラン教授が創設したフオン川古代陶器博物館は、古代のランビエン庭園の家(フエ市グエン・フック・グエン120番地)に位置し、フオン川の底から発掘されたサ・フィン時代以前(約 2千500年〜 3千 年前)の陶芸品約5千点を収集・展示する特別な博物館です。ここは、主にフオン川で発見された古代の陶器の工芸品のみを展示する、ベトナム初で唯一の私立博物館でもあります。


タイ・キム・ラン教授が創設したフオン川古代陶器博物館は、古代のランビエン庭園の家(フエ市グエン・フック・グエン120番地)に位置し、フオン川の底から発掘されたサ・フィン時代以前(約 2千500年〜 3千 年前)の陶芸品約5千点を収集・展示する特別な博物館です。ここは、主にフオン川で発見された古代の陶器の工芸品のみを展示する、ベトナム初で唯一の私立博物館でもあります。



 

フオン川古代陶器博物館は、フエのフオン川で陶器の工芸品を40 年近く収集し保管してきた芸術家の故タイ・ グエン・バ氏とタイ・キム・ラン教授の成果です。タイ・キム・ラン教授は以前、私立大学を設立する夢を持っていたが失敗し、現在は歴史と文化の「小学校」ともいえるこの私立博物館を設立し、次の世代に何かを伝えていくことができ、とても嬉しく、満足していると語っていました。

約700平方メートルの面積を持つこの博物館には5千点以上の工芸品が収蔵されており、そのほとんどはチャム陶器、サ・フィン陶器などの陶器です。博物館にはテラコッタ、磁器、施釉陶器などのさまざまな素材で作られた水壺、瓶、花瓶、小鉢、大鉢、石灰瓶など、日常生活で使われる品物が豊富に展示されています。


フオン川古代陶器博物館が開館し、フエを訪れる観光客の選択肢が増えました。ここはフエの人々が自分たちの土地を学び、体験し、誇りを持てる場所とも言えます。フオン川古代陶器博物館は現在、単なる博物館ではなく、その所有者が訪れた人々を歓迎し、伝統文化に関する興味深い話や考えを各地から集まったフエを愛する友人たちと共有する文化的な集会の場でもあります





フオン川古代陶器博物館へのアクセスはフオン川とティエン・ムー寺の隣に位置しているため、簡単に見つけることができる。

チケット料金: 1名あたり12万ドン
フエ居住者および学生:1名あたり 6万ドン
10歳未満のお子様は無料

営業時間
毎週土曜日と日曜日の午前8時から午後5時まで

5〜20人のグループで他の曜日に訪問したい場合は事前に gomcosonghuong@gmail.com でご予約下さい。


文と撮影:コン・ダットと資料

訳者:ソン・タム・クエン


文と撮影:コン・ダットと資料 訳者:ソン・タム・クエン

フランスで強い印象を与えた蓮の絵をハノイに展示

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