高所得国を目指して思い切った行動を
第13回党大会の決議によると、2025年までの目標はベトナムが低い平均所得水準を超え、近代的産業を備えた発展途上国になることです。さらに、2030年までに近代的な産業と高い平均所得を備えた発展途上国になり、2045年までに先進国且つ高所得国になります。
第15期国会第8回会期において、首相は2024年の社会経済発展計画の実施結果と2025年社会経済発展計画の予想について報告し、ベトナムは2025年に6.5〜7%の成長目標を目指し、さらに経済規模と一人当りのGDPの順位を上げ、4,900米ドルに達するだろうと述べました。
しかし、ベトナムは外部変動に対して柔軟かつ効果的に反応してきました。長年に続いてきた国内の限界や不十分さを克服し、多くの時間と資源を費やし、今も多くの地域で続く自然災害への対応や克服など、発生する予期せぬ問題を解決する必要があります。
上記の目標を達成するために、ベトナムは成長の促進、公共投資資本の支出の加速、外国投資資本の選択的誘致、貿易促進を強化を優先します。特に、デジタルトランスインフォメーション、グリーントランスインフォメーション、循環経済、シェアリングエコノミー、知識経済、地域経済、地域と都市のリンク、金融センターの建設、自由貿易地域、新しいハイテク産業と分野の構築、半導体産業発展戦略を効果的に実施します。
主要かつ重要な国家インフラシステム、特に輸送インフラ、エネルギー、気候変動への適応に関する戦略的プロジェクトの完成に焦点を当てます。2025年の世界イノベーション指数でASEAN主要3か国グループの一つになることを目指します。文化を発展させ、人々の物質的、精神的、健康的な生活を改善します。革命功労者政策を確実に実行し、持続的に貧困を削減し、恵まれない人々を支援します。2025年末までにすべての仮設住宅や老朽化した家を撤去し、10万戸以上の公営住宅を完成させるよう努力します。海洋経済と国家海洋空間の持続可能な発展、IUUのイエローカードを抜本的に取り除き、2030年までに非伝統的な安全保障の脅威を防止し、対応するための国家基本戦略を発行します。
さらに、外交および国際統合活動を同期的、包括的かつ効果的に展開し、平和で安定した環境を維持し、有利な条件を創出し、国家発展に役立つ資源を誘致し、ベトナムの名声と国際的な地位を強化し、向上させます。経済の成長原動力の促進に伴う経済外交を促進し、重要な多国間イベントをうまく行います。
文:ベトナムフォトジャーナル
撮影:ベトナム通信社
訳者:ソン・タム・クエン