ブラジル・ベトナム友好協会の書記長は「ディエンビエンフーの勝利は党の指導的役割を含む多くの要素の結集ですが、直接的にはホーチミン主席の偉大な戦略的ビジョンとボー・グエン・ザップ将軍の指揮的役割によるものである。 ホーチミンは、フランス植民地主義に対する抵抗戦争は抑圧されているすべての人々が参加する武力闘争であると考えた」と断言しました。

そしてメキシコ労働党（PT）のアルベルト・アナヤ・ギティエレス書記長は「この偉大な勝利は、国際革命運動の歴史に新たなページを開いたものであり、また、世界中の他の国々で独立のために戦う運動に対する大きな支援と激励の源でもあった」とコメントしました。

一方、フランスの歴史家アラン・ルシオは、この出来事の教訓は今日でも歴史的価値があると強調しました。ルシオ氏はかつてベトナムでフランスの新聞「L'Humanité（人道主義）」の記者を務め、インドシナにおけるフランス植民地時代とインドシナ戦争に関する多くの研究書の著者です。

プロレタリア団結の勝利

ベトナム人民のディエンビエンフーの勝利は、世界中の植民地民族や抑圧され搾取されている民族を解放する運動の象徴です。これは、アルゼンチン国立ラプラタ大学（UNLP）国際関係研究所東南アジア研究センター（CESEA）コーディネーターのエセキエル・ラモネダ教授の主張です。

さらに、ベトナム国民の偉大な団結と決意は最高レベルで促進されました。ホーチミン主席は、この勝利の偉大さと重要性を評価し、「歴史上初めて、弱小の植民地国が強力な植民地国を破った。 それはベトナム人民にとって輝かしい勝利であると同時に、世界の平和、民主主義、社会主義勢力にとっての勝利でもある」と述べました。