ラック・タウ川の生活様式

カ・マウ省のゴック・ヒエン県には、バイ・ハップ川、オン・ドック川、チェム・チェム川、ラック・タウ川、バック・グウ川、ドン・クン川など、西海（タイランド湾）に注ぐ多くの河川があります。特に、ダット・ムイ村を流れるラック・タウ川は、川の両側にあるラック・タウ集落の３３０世帯以上の生活に密接に関わり、南西部地域の河川文化の特徴を持っています。

カ・マウ省ゴック・ヒエン県ダット・ムイ村を流れるラック・タウ川。
撮影：ヒエウ・グエン

ラック・タウ川はＳ字型の地図の端にあります。過去、ラック・タウは戦争によって荒廃した川でしたが、住民が海の潜在能力を生かして生計を立てることを知っていたおかげで、ラック・タウ川は今では大きく変わりました。

私たちはラック・タウ川の大きな流れを船に乗って、川の両側にあるラック・タウ村の人々の平和な生活を目の当たりにしました。川岸には家が建ち並び、船は忙しく物資を積んで行き来し、まるで祖国の最南端で変化する生活を彩っています。

上から見たラック・タウ川全景。撮影：ヒエウ・グエン

ゴック・ヒエン県のダット・ムイの土地の川と運河は蜘蛛の巣のように絡み合い、「人体の血管」に例えらる。ここの河川系はダット・ムイの住民の主な生計手段となっている。

撮影：グエン・タン、レー・ミン、ヒエウ・グエン

訳者：ソン・タム・クエン