北西部高地で宗教において輝きを放つ地区
2023年のクリスマス、ハウ・タオ小教区の高い山の頂上にある教会(ラオ・カイ省サパ市ハウ・タオ村、ハン・ダー集落、ハウ・チュ部落)では、一年の重要な祝日を祝います。
ハウ・タオ小教区の教会は広々とした大聖堂で、モン族の多くの先住民の文化的特徴が織り込まれたゴシック建築に従って建てられています。ここは、ハウ・タオにある700人以上のモン族のカトリック教徒が信仰する場です。
ハン・ダー集落のモン族教区民、マー・ア・シンさん(40歳)は、昔は村へ行く道がなかったため、急な崖を越えたり、小川を歩いたりするのに丸一日かかったと語りました。今日、党と国家のおかげで、村間のアスファルト道路が教会まで開通し、ここの人々の生活と宗教活動に非常に便利になりました。
私たちはペテロ・ファム・タイン・ビン司祭の後についてサパの町に戻り、夕方にサパの石造りの教会で行われるクリスマスミサに出席しました。
休日に教会にやって来るハウ・タオ小教区(ラオ・カイ省サパ市ハウ・タオ村、ハン・ダー集落、ハウ・チュ部落)の教区民。
撮影:タット・ソン/ベトナムフォトジャーナル
サパの石造りの教会は町の中心部に位置し、霧の町サパのシンボルとみなされています。 1902年にパリ宣教師協会(フランス)がサパ教区を設立し、1925 年にこの教会を建設しました。 サパはキン族とモン族、ザオ族、タイ族、ザイ族などの少数民族が古くから居住する場所です。そのため、2023年のクリスマスのお祝い期間中、各民族の人々がその地域独特の美しい衣装を着るので、サパの石造りの教会はカラフルで楽しげな光景が現れます。
特に、ここは今でもサパ地区の小教区の子供たちにとっては居住し、勉強する場所となっています。ここで暮らし、勉強しながら、子供たちは父親や修道女から生き方を教えられ、宗教を尊重し、人生を愛し、現代生活に適応できる能力を身につけます。
北西部の他の多くの地域と同様、サパ教区は本質的に貧しい土地であり、教区民は主に観光と農業で生計を立てています。したがって、地方政府は党と国家の多くの指針と政策を積極的に実施し、人々の経済発展、文化的アイデンティティの維持、豊かな生活、連帯の協力を支援し、この観光地がますます繁栄し、平和、幸福で豊かなものに発展させるよう努めています。
シン・スオイ・ホー村はライ・チャウ省で最も魅力的な観光地です。2023年、インドネシアで開催された国際観光フェアフォーラムで、シン・スオイ・ホー村は2022年のASEANで最も魅力的な共同体の観光地として表彰されました。
天気が良く涼しかった年末、私たちはシン・スオイ・ホー・プロテスタントの集会所にいました。ハン・ア・シャ牧師は説教壇から、教義に関する説教に加えて、経済発展のために団結する方法、合法的に金持ちになる方法、政府を歪める悪い人の言うことを信じたり聞かない方法を知るよう人々や信者に働きかけています。
以前、シン・スオイ・ホーはアヘン栽培に特化した貧しい村で、村民の90%以上が麻薬中毒者でした。アヘンは人々の生活を暗くし、飢え、困苦、病気、その他多くの悪をもたらしました。
人々が党と国家のガイドラインと政策を適切に実施し、団結して社会経済発展に向けて努力するよう宣伝、動員、奨励することに努め、特にシン・スオイ・ホー村をASEANで最も有名なコミュニティー観光村に構築する取り組みに貢献したことで、2023年、ハン・ア・サー牧師は全国で75人の優れた業績を上げた1人として首相から表彰される栄誉を得ました。
特に、村の多くの人々はまた、家族の生計と地元の観光の発展に役立つ共同体観光モデルを開くために観光の知識を勉強しています。継続的な努力の結果、2015年にライ・チャウ省人民委員会はシン・スオイ・ホー村を共同体観光村として認定しました。
シン・スオイ・ホー村全般、特にシン・スオイ・ホーのプロテスタントグループの地域は、最近、党、国家、あらゆるレベルの関係当局から特別な注目を集めています。通常、政府宗教問題委員会、地方宗教問題委員会、および地方自治体は、人々が宗教活動を登録する手順を指導するためのあらゆる条件を作成します。そして教区民にとって重要な儀式がある時には、あらゆるレベルの当局が必ず集会の場に来て、信者を祝福し、激励し、鼓舞しています。
文:タット・ソン
撮影:タット・ソン、タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル
訳者:ソン・タム・クエン
デザイン:チャン・ニュン