ベトナム・日本 政治的信頼を発展の原動力へ

ベトナム・日本 政治的信頼を発展の原動力へ

日本側の招待を受け、トー・ラム書記長・国家主席夫妻とベトナム高位代表団は、11月8日から11日まで日本を公式訪問します。

今回の訪問は、ベトナムと日本の包括的戦略的パートナーシップをさらに強化し、幅広い分野で実質的な協力を進めることを目的としています。

トー・ラム氏が書記長・国家主席として日本を訪問するのは今回が初めてで、今年5月に高市早苗首相がベトナムを公式訪問してから間もない時期の訪問となります。日本は、ベトナムにとって主要な経済パートナーの一つです。

両国は1973年9月21日に外交関係を樹立しました。その後、二国間関係は段階的に格上げされ、2023年11月には「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」となりました。

トー・ラム書記長・国家主席(右)が、日越友好議員連盟会長の小渕優子衆議院議員と会見(写真:TTXVN) 

50年以上にわたる関係の中で、政治的信頼は歴代指導者の交流や企業の長期的な協力、両国民の友好によって培われてきました。

日本は、インフラ整備や産業発展、人材育成などでベトナムに協力してきました。現在もODA=政府開発援助と労働協力で第1位、投資で第3位、貿易と観光で第4位となっています。

今年7月までに、日本はベトナムで5800件の投資プロジェクトを展開し、登録資本総額は804億ドルを超えています。

今年1月から9月までの二国間貿易額は前年同期比15%増の437億ドルで、年間ではおよそ580億ドルに達する見通しです。現在の伸びが続けば、2030年には750億ドルに達する可能性があります。また、両国では100組を超える地方が協力関係を結んでいます。

日越友好議員連盟会長の小渕優子衆議院議員は、次のように述べました。

「これまでも日本とベトナムとの関係は本当に長い歴史があります。いろんな時期がありましたけれども、いつも私たちは信頼関係、友好関係を築いてくることができたというふうに思っています。そしてまた新しい時代に向けて、私もまだ次の世代でありますので、これからもしっかりと日々、関係のために汗をかいていきたいと思っています」

今回の訪問では、経済、投資、貿易といった従来の協力に加え、イノベーション、グリーントランスフォーメーション、デジタルトランスフォーメーション、質の高い人材の育成、教育・訓練、労働など、新たな分野での協力をさらに深めることが期待されています。

ファム・クアン・ヒエウ駐日本ベトナム大使

ファム・クアン・ヒエウ駐日本ベトナム大使は、次のように述べました。

「第1に、日本との関係を重視し、長期的な方向性を確認することです。ベトナムは引き続き、日本を極めて重要かつ長期的な包括的戦略的パートナーと位置づけています。第2に、両国首脳間の政治的信頼、特に個人的な信頼を強化することです。第3に、経済連携を強化し、貿易や投資を科学技術、イノベーション、質の高い人材育成と結びつけることです。第4に、国民間や地方間のつながりを広げ、文化外交をさらに推進することです」

今回の公式訪問は、政治的信頼をより具体的な協力成果へとつなげ、ベトナムと日本の関係をさらに実質的で深いものにする機会となります。

世界情勢が大きく変化する中、両国の緊密な連携は、ベトナムと日本双方の持続可能な発展を支える重要な力となっています。

[VOVWORLD] 


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