ベトナムの茶芸術を外国人に教える

ベトナムの茶芸術を外国人に教える

ベトナム在住の多くの外国人が参加する『ティエン・ティエン・チャ』主催のお茶教室。

『ティエン・ティエン・チャ』で開かれている外国人向けのベトナムお茶教室は次のようなアイデアから始まりました。それはお茶は洗練されたベトナム料理文化が染み込んでいるという考えです。お茶の木やお茶の森はベトナムの人々の生活に古くから親しまれ、ベトナムのブランドを持つ伝統的なお茶の生産産業は世界中に広がっています。しかし、誰もが美味しいお茶の淹れ方、ベトナム茶の風味を味わう方法を知っているわけではありません。これを学び、心の声を聞いてベトナムの茶道を発見するための知識を持つ必要があります。


 

『ティエン・ティエン・チャ』の社長であり、お茶の専門家でもあるファム・キュー・ホアさんは「ベトナムには標高千メートル以上の山に生える樹齢100年から800年のシャン・トゥエット茶の木があります。ザオ族とタイ族の人々はここのお茶を摘んで、バップ・マン・シャン茶、フォー・ティエン・シャン茶、白茶、緑茶、紅茶、フォー茶、フラワー・マリネ ティーなどの貴重なお茶を作ります」と話してくれました。『ティエン・ティエン・チャ』の製品は白い雪の羽で覆われた茶芽、黄色の光を帯びた緑茶葉、山の雲、風、ベトナム北部の森が混ざり合って作られているので風味は純粋だと言われています。ベトナムのお茶は北西部の山の純粋な自然源であるという点で非常に貴重です。混ぜて飲むととても健康に良い飲み物です。

2022年に開かれた『ティエン・ティエン・チャ』での在住外国人コミュニティと外国人観光客向けのベトナム茶教室は多くの参加者を集めました。この店に来た外国人はお茶の淹れ方を学び、シャン・トゥエット茶の文化を探求し、ベトナムのお茶の木の保護を訴え、ベトナムの伝統的なお茶を飲む芸術の文化的価値を称えます。


 

 

 

2022年に開かれた『ティエン・ティエン・チャ』での在住外国人コミュニティと外国人観光客向けのベトナム茶教室は多くの参加者を集めました。この店に来た外国人はお茶の淹れ方を学び、シャン・トゥエット茶の文化を探求し、ベトナムのお茶の木の保護を訴え、ベトナムの伝統的なお茶を飲む芸術の文化的価値を称えます。

『ティエン・ティエン・チャ』ではベトナムのお茶の淹れ方に関する初級から上級までのコースを開催しています。最初はお茶を始めるクラスで、学習者はベトナムのお茶を正しく理解し、茶の木の起源を知るのに役立ちます。次は、古代のお茶を混ぜて味わう技術を専門とするシャン茶のクラスです。

デビッド・デヴィンさんは「私は米国国務省で働き、5大陸を旅してきましたが、私をベトナムに最も惹きつけているのはこれらの地味な特産品です」と述べました。80歳になった今でも、デビッド・デヴィンさんはお茶の淹れ方を学び、お茶の知識を学ぶことで健康を改善し、落ち着いて仕事に取り組み、第二の故郷で幸せに暮らしています。

デビッド・デヴィンさんだけでなく、アンディ・ベアさん(ロシア)のような外国の若者も、ベトナムのお茶文化やお茶の淹れ方を学ぶことに情熱を注いでいます。彼はロシアの編集者で、専門知識を向上させるためにベトナム文化の研究と理解に熱心に取り組んでいます。ヴァレンティーナ・ユゲイさん(韓国)は「ベトナムの人々の文化をよりよく理解するために、お茶について学び、お茶淹れる作法について学びたい」と思っているそうです。

ベトナムのお茶のクラスは約1時間30分ですが、楽しさで一杯です。参加者は誰もが驚き、自分が作ったお茶を楽しんだり、仲間が作った新しいお茶の味を楽しむ機会もあります。ステラさん(ベトナム遺産友達会の副会長)はこのクラスに非常に興味を持ち、二つの体験コースを受講し、母と娘が温かいお茶を囲むことができるように、イギリスから来た母親をベトナム茶に招待しました。


 

ベトナムで普及し、国内外の観光客がベトナムのお茶文化の美しさを理解できるようになればと期待されるベトナム茶芸術コース

文:ビック・ヴァン
撮影:ヴィエット・クオン


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