バッ・チャン陶器博物館
この建物はバッ・チャン古代村5の28番地にあり、面積は3,300平方メートルで、2018年にホアン・トゥック・ハオ建築事務所によって設計され、総投資額は約1,500億ドンです。デザイナーによると、作品は陶器を作るろくろがリンクするイメージから着想を得たそうです。別の角度から見ると、古代バッ・チャン族の昔のバウ窯のイメージを思い浮かべることができます。
この作品は外側に7つの螺旋状のブロックがあり、7つのろくろ(伝統的な陶器作りに欠かせない道具)を表しています。建物は「堅固」で頑丈な建築ですが、柔らかで柔軟な弧と、光をうまく取り入れる窓がたくさんあります。内部には陶器製品を焼く昔のバウ窯のスペースが見えます。このように、この建物はろくろという陶器作りの道具と、陶器を焼成するための昔の窯の両方を組み合わせ、陶芸家の手と知性と心を表しています。
1階はろくろ広場を中心にショップやイベント会場となっており、お気に入りの商品をおみやげとして購入できるよう、商品を陳列しているお店がたくさんあります。
2階は中央エリアを2本の腕で包み込むように側面に沿って配置されています。バッ・チャン陶器村の職人たちの代表的な陶器製品や工芸村の形成と発展の歴史を紹介するユニークなエリアです。
3階は現代アートセンター、4階と5階はレストラン、カフェ、茶道スペースでイベント、民芸活動などが行われ、定期的な芸術文化活動が行われます。ここでは、観光客は文化イベントや民謡、クアン・ホ、カ・チュ、チャウ・ヴァン、チェオ、トゥオンの上演などの民芸活動に参加することができます。
地下は伝統的な空間で陶器を体験し、陶器製品の展示と才能ある職人や職人の製造工程を見学する場所です。
ベトナム工芸村センターは陶器愛好家や伝統工芸村について学びたい人、または訪問して記念写真を撮りたい人にとって魅力的で現代的、民族主義的な観光エリアとなっています。
文、撮影:コン・ダット/ベトナムフォトジャーナル
訳者:ソン・タム・クエン