「国交正常化25周年、ベトナム社会主義共和国とアメリカ合衆国は東南アジアの安定、繁栄、平和に向けて協力し合う」と題する2つの決議にはアメリカは東南アジア地域の信頼的かつ能動的なパートナーであり続けると確約するとともにベトナム・アメリカの全面的パートナーシップや平和、繁栄、自由で開かれたインド・太平洋づくり、安全保障、主権尊重を目指す両国政府と国民の協力の重要性を強調しました。
また、アメリカの発展に対するベトナム人共同体の貢献を高く評価するとともに、戦争後遺症の克服について、ダイオキシン汚染地域の浄化、地雷・不発弾の除去、戦争中、行方不明となったアメリカ兵とベトナム軍人の捜索における両国の協力を強調しました。
アメリカ側はASEAN2020議長国、及び2020年~2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国として活躍し、東部海域の海上・上空の自由航行や法の支配の原則の確保に尽力しているベトナムの役割と地位を高く評価しました。