EU=欧州連合や、UNDP=国連開発計画の共催により実施されている法律・司法強化プロジェクト（いわゆるEU JULIEプロジェクト）の枠内で、13日、ハノイで、司法省は、「貧困者と社会的弱者への法的支援の質的向上」をテーマにしたシンポジウムを開催しました。これは、貧困者と社会的弱者への法的支援活動の状況の評定や、具体的な情報の収集、関連政策・法律の完備、新しい措置の提案、貧困者と社会的弱者の支援活動の質的向上などを目指すものです。
シンポジウムで発言に立った司法省の代表によりますと、法的補助法が発効されてからこの3年間、貧困者と社会的弱者への総合法律支援に関する幹部と国民の認識が一段と高まってきました。したがって、その支援の質は迅速に向上しています。今後も、ベトナムはその支援を強化し、法的補助サービスへの貧困者と社会的弱者のアプローチに便宜を図っていく方針を打ち出しているということです。
