席上、両大臣はこれまでの国防協力関係を評価するとともに、ともに関心を持つ地域と国際問題について話し合いました。双方は国際法、中でも1982年国連海洋法条約の厳守の重要性を再確認し、新型コロナ対応に関する日本防衛軍とベトナム人民軍の経験を交換しました。
また、両大臣は新たな段階における国防協力の発展方向について協議した際、今後、両国の関係機関に対し、軍医とサイバーセキュリティ分野での協力覚書の早期締結や、高級代表団の交換、協力メカニズムの維持で協力し合うよう指示することで一致しました。また、新たな発展段階においてハイレベルの交流や多国間協力を推進し、地域と世界の平和、安定、発展に貢献するとしています。
会談後、ザン大臣と岸大臣は防衛設備と技術移転に関する合意書の調印式に立ち会いました。
