0114GMT(日本時間午前10時14分)時点で、北海ブレント先物LCOc1は0.27ドル安の1バレル=42.97ドルです。アメリカのWTI原油先物CLc1は0.28ドル安の40.27ドルです。
OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は5月から3カ月間、日量970万バレルの協調減産を実施しており、原油価格は4月の安値水準から急速に回復しました。
合同閣僚監視委は14─15日に会合を開き、今後の減産水準を提案します。
関係筋によりますと、世界的な原油需要の回復や原油価格の持ち直しを受け、OPECとロシアは8月から協調減産の規模を縮小するとみられています。
アクシコープのチーフストラテジスト、スティーブン・イネス氏はリポートで「OPECプラスによる来月からの減産縮小計画に加え、アメリカも生産を拡大する可能性があり、供給サイドの(価格)下押し要因になり得る」と指摘しました。(ロイター)