nbsp;2009年10月16 日まで日本文化交流センター(ハノイ市クアンチュン通り27号)で日本の扇子展覧会“ベトナムでFUNFAN“が開催された。多くの観客が豊富で多様なデザインとアイデアに溢れた100以上の日本の扇子を目にする機会を得ただけでなく、ベトナム国民に日本の扇子の歴史と特徴を紹介した。
日本文化交流センターは展覧会の開催理由を発表
日本の扇子の特性を紹介する伝統的扇子職人の中田元士さん 人々を楽しませ、きれいな扇子を作るためには職人の器用な腕が必要 nbsp;
| 2009年10月16
日まで日本文化交流センター(ハノイ市クアンチュン通り27号)で日本の扇子展覧会“ベトナムでFUNFAN“が開催された。多くの観客が豊富で多様なデザインとアイデアに溢れた100以上の日本の扇子を目にする機会を得ただけでなく、ベトナム国民に日本の扇子の歴史と特徴を紹介した。
扇子の枠に糊を貼る工程
日本文化交流センターに陳列されている扇子nbsp;
”日本の扇子:世界へ愛の風を運ぶ” は、ベトナムで日本文化交流センター、香川県デザイン協会、グラフィックデザイナー協会(JADGA)、香川県団扇協会などの主催者がベトナムの人々に送りたいメッセージである。“ベトナムでFUNFAN“ は、日本の伝統的な扇子芸術と現代的な絵画風にデザインされた模様の面白い組み合わせである。香川県団扇協会の日本の伝統的な扇子職人、 中田元士(Nakata Motoshi)さんはベトナムの日本文化交流センター、ベトナム民族学博物館で扇子の作り方を実演披露し、ベトナムの人々に日本の扇子の歴史と特徴を紹介した。中田元士職人によると日本の扇子は竹と紙で作られ、日本人は竹の骨組みに和紙を貼り、扇子の柄の端は束ねられて一点で固定され、使うときは折りたたみ、使用時には開くという扇子の特徴を生み出している。日本の扇子は単に涼しくするため扇ぐだけでなく、風鈴や花火などの夏のシンボルとして知られている.又、日本の扇子も浴衣に合う。日本人は茶会、能、その他の厳粛な儀式に小道具として扇子を使っている。最近、扇子職人は目を楽しませ”見ているだけで涼しい”と感じられる模様を創作すること、また環境を守るために扇子をもっと使用し、エアコンの代わりになることを目指している。この展覧会は日本とベトナム の似かよった文化を紹介することに貢献した。
文:トゥアンロン(Tuan
Long) 写真:ホアンジャップ(Hoang
Giap) |
トゥアンロン(Tuan Long)、ホアンジャップ(Hoang Giap)