2005年、ユネスコ総会では、「文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約」いわゆる「文化多様性条約」が採択されましたが、この報告書はその条約の実施状況を監視するものです。
報告書2018年版は、これまで達成されてきた成果や、経験、問題点、文化産業発展のための加盟諸国の努力などをまとめたものです。発表式で、ユネスコハノイ事務所のマイケル・クロフト所長は次のように語りました。
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「この報告書は、宝の地図のようで、持続可能な発展につながる文化産業を開発するための情報とガイダンスが含まれています。特に、持続可能な発展や、人間開発のための原動力となる内容もあり、魅力的なものです。近い将来、ベトナムの国家報告書を全世界に紹介することを望んでいます。これはベトナムの文化産業の発展に役立ちます。特に、ベトナムの経験が世界に伝わるようになります。」
このように語ったクロフト所長は、「これまで、ベトナムは多くの重要な成果を収め、中でも、2016年9月に承認された2020年までの文化産業発展戦略と2030年までのビジョンがある。これにより、今後も、ベトナムの文化産業がさらに大きく発展していく」と評価しました。
ソース:VOV