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ニュース

ペトロベトナムはスー・トゥー・チャン油田の第2A期ガス採掘開始式典を開催

2021年6月18日の午前11時、ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)は15-1鉱区のスー・トゥー・チャン(Su TuTrang)油田における第2A期の天然ガス採掘開始を祝う式典を開催し、プラントの試運転を行いました。稼働開始は予定より16日早くなっています。 新型コロナパンデミックの複雑な状況の中で、式典はハノイとホーチミン市の4箇所でオンライン形式で開催されました


この式典にはペトロベトナム取締役会会長のホアン・コック・ヴォン氏、ペトロベトナムゼネラルディレクターのレー・マイン・フン氏、党委員会常任委員会の代表、評議会のメンバー、指導委員会、 PVEPのリーダー、キュウ・ロンJOCのリーダ、および外国のパートナーであるPerenco、KNOC、SK、Geopetrolの各社代表が出席しました。


スー・トゥー・チャン油田はブンタウの海岸から約62km離れた水深56mのキュウ・ロン海盆にあり、15-1鉱区の4つの重要な発見の1つで、ベトナム大陸棚で石油とガスの埋蔵量が最も高い地域として評価されています。

団体と個人に表彰状を授与するペトロベトナム社長。写真:ハイ・イェン

ホーチミン市で講演するキュウ・ロンJOCゼネラルディレクターのグエン・ヴァン・クエ氏
写真:ハイ・イェン


スー・トゥー・チャン油田第2A期の採掘開始を祝う式典を開催したホアン・コック・ヴオン取締役会会長とペトロベトナムおよびPVEPのリーダーの各代表。 写真:ハイ・イェン


ハノイにおいてペトロベトナムのスー・トゥー・チャン油田第2A期の採掘開始を
祝う式典に出席する各代表。

15-1鉱区の石油契約はペトロベトナムとPVEP(50%)、Perenco(23.25%)、KNOC(14.25%)、SK(9%)、Geopetrol(3.5%)との間で1998年9月16日に署名され、キュウ・ロンJOCが運営しています。



スー・トゥー・チャンガス田油田開発計画第2A期は2019年12月6日に首相によって承認され、総CAPEX投資額は約1億3800万米ドルで、03採掘ガス田(うち02の確定ガス田と01のバックアップガス田)の追加掘削が行われました。生産量は2025年9月末までに6300万バレルのコンデンセートと1930億立方フィートのガスと見なされています。

実際に採掘したプロセスでオペレーターは次のような多くの問題に直面しました。新型コロナの流行状況により生産、製造、機器の動員、および人的資源の動員に通常よりも時間が掛かったこと、またスー・トゥー・チャン油田の掘削井である第2A期は高温と比較的大きな圧力、高い圧力降下を伴う坑井であるため、掘削から完成までのプロセスは非常に多くの困難が伴いました。しかし、オペレーターの努力とペトロベトナムの指導者と関係者の支援と積極的な指示により、第2A期(ST-7P坑井)の最初のガス採掘が2021年6月14日の午後6時に開始されました。


式典ではキュウ・ロンJOCのゼネラルディレクターであるグエン・ヴァン・クエ氏がプロジェクトの重要な節目になると次のように述べました。プロジェクトの成功はペトロベトナム/ PVEPと省庁の最大限の支援を得て、キュウ・ロンJOCの取締役会と従業員およびパートナーの多大な努力によるものと断言します。この結果は商用石油ガス販売へのコミットメントの宣言の成功を証明すると同時に、次のフェーズである2Bでのプロジェクトの開発に向けての大きな節目となります。


外国のパートナーの代表であるペレンコベトナムのジル・ダゴーシュ社長は、これは大変重要な成果であり、国内外のパートナーの協力による成功の象徴であると断言しました。またジル・ダゴーシュ氏は各パートナーが共同開発の道筋を見つけ、スー・トゥー・チャン油田とプロジェクト全体の開発プロセスを継続し、成功を収めることを望んでいると強調しました。



PVEPゼネラルディレクターのチャン・ホン・ナム氏はスー・トゥー・チャン油田の第2A期が成功し、絶対的な安全性の保証や予想よりも低いコスト、予想よりも良い結果を得たことは、PVEPとそのパートナーが次の段階の開発を計画するにあたり重要な前提条件になると述べました。

ペトロベトナムゼネラルマネージャーのレー・マイン・フン氏は今後の方向性について、15-1鉱区はベトナムの石油・ガス開発の主要な旗印であり、関係者に利益をもたらし、ベトナム政府の収入(約104億米ドル)に重要な貢献をしていると強調しました。。ペトロベトナムはガス売買契約で約束された計画と鉱山開発計画に従って、2021年6月に井戸の建設を完了し、石油ガスの採掘を開始したキュウ・ロンJOCとそのパートナーの努力を高く評価しています。レー・マイン・フン氏はこの重要な式典を評価し、賞賛し、祝福しました。同時に、両当事者が今後もより多くの成功に向けて、才能、知性、熱意、連帯を維持し、発展させていくことを願っています。


この機会に、ペトロベトナムはスー・トゥー・チャン油田プロジェクト第2A期を92,007時間で安全に完成し、計画の16日前に採掘を開始できるという優れた成果を上げた集団および個人に賞状を授与しました。



15-1鉱区に属するスー・トゥー・チャン油田第2A期がタイムリーに稼働することは、ペトロベトナムが政府の承認に従って石油とガスの生産を維持および増加し続けるための重要な節目の1つです。このことは供給の増加、エネルギー安全保障を確保し、国家の経済発展の促進に貢献し続けます。



スー・トゥー・チャン油田第2A期の天然ガス採掘開始を祝う式典は、伝統あるベトナム石油ガス産業60周年(1961年11月27日~2021年11月27日)を迎えるにあたり、ペトロベトナム、PVEP、およびキュウ・ロンJOCにとって非常に有意義な経過点となりました。

文、写真:ハイ・イエン


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