席上、レ・ティ・トゥ・ハン報道官は、中国の調査船「海洋地質８号」とその護衛船が2回にわたりベトナムの海域に違法に侵入し、ベトナムの領海を深刻に侵犯していることについて、次のように語りました。

「ベトナムは数回にわたり、中国側と接触し、これらの行動を中止することや、船舶をベトナムの海域から撤退させること、この海域での安全保障を脅かし情勢を複雑化させる行為をしないことなどを要求してきました。同時に、ベトナムの関連各機関は自国の合法的な国益を保護するために、国際法に合致する措置をとっています。ベトナムはあらゆる紛争を国際法に従って平和的措置で解決する用意があります。」
また、中国側がこれらの船舶は中国の領海内で活動していると主張していることに関し、ハン報道官は次のように語りました。

「ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権を証明する歴史的・法的証拠を十分に持っています。中国の調査船がベトナムの領海を侵犯していることは明らかです。」
さらに、ハン報道官は、ASEAN=東南アジア諸国連合とアメリカが今年9月2日から6日までタイランド湾で合同軍事演習を行うことに関する情報を提供しました。
ソース：VOV