19日、開かれた国連安全保障理事会で理事国の代表らはシリア北部での内戦の複雑な推移に懸念を示すとともに、関係各側に対し、自制して、対話や交渉に臨み、衝突の激化を回避するよう呼びかけました。
また、政治的交渉は、シリア問題の唯一の解決策であるとしています。
この席で、ベトナムの国連常駐代表団の副団長であるファム・ハイ・アイン大使は国際法、国連憲章、安保理の関連決議に則って、シリア危機の政治的・外交的解決策を模索し、シリアの主権と領土保全を確保することの重要性を強調しました。
また、この間、シリア北部で発生した衝突はシリア人3百万人あまりの生活に悪影響を与えていることに懸念を示すとともに、シリアの持続的な平和の構築を目指す対話の推進における国連の役割を支持すると表明しました。
ソース：VOV
