12月1日、ハノイで、世界エイズデーを記念する集会が行われました。
チュオン・ホア・ビン副首相=VGP/Nguyễn Hoàng |
グエン・タイン・ロン保健大臣は次のように語りました
「ベトナムは徐々に、エイズをコントロールできるようになっています。感染比率が0・26%にとどまっています。ベトナムのエイズ予防対策プログラムにより、およそ20万人を死から救ってきました。この30年間にわたるエイズとの闘いから引き出された経験により、ベトナムは自信をもって、2030年をめどに、エイズを撲滅するように取り組んでいます。」
一方、集会で発言に立ったチュオン・ホア・ビン副首相は関連各機関と国民に対し、エイズ予防対策に力を入れていくよう要請し、次のように語りました。
「我々は気を付けないと、疫病が再発する可能性があります。エイズ予防対策への投資は国民の健康保護だけでなく、安全保障や、社会秩序の確保、経済社会発展にも貢献します。国会はエイズ予防対策法を発効させ、また、政府はエイズ予防対策戦略を発布しましたが、各地方・機関は、その法律と戦略を徹底的に実施しなければなりません。その目的は、2030年をめどに、エイズを撲滅するということです。」
この機に、国家主席は保健省所属のエイズ予防対策局に労働勲章を授与しました。これは、国のエイズ予防対策に対する同局の努力と貢献を顕彰するためのものです。