国連事務総長との会見でフック首相は「国連との協力を重視し、国連の諸活動に積極的に参加していく」と強調しました。また、国際平和と安全保障の維持や、持続可能な開発協力における国連の中核的役割の発揮で各国と連携したい意向を表明しました。
一方、グテーレス事務総長はベトナム政府の努力を高く評価するとともにベトナムをアジア地域での持続可能な開発のための2030アジェンダの実施において優先対象と見なしている」と強調しました。同氏は国連の各地域経済委員会はベトナムに対し、2017年から2021年期のベトナム・国連協力に関する共同戦略計画の遂行を全力で支援すると明らかにしました。
双方はベトナム東部海域(南シナ海)問題を国際法に従って平和措置で解決することを支持すると同時に、ASEANと中国がCOC=海上行動規範を早期に作成することを希望を表明しました。
フック首相、国連事務総長らと会見 - ảnh 2
他方、欧州理事会議長との会見で、双方はASEM=アジア欧州会議やASEAN・EUなどの協力体制の枠内で、協力を強化していくことで一致しました。
フック首相は欧州理事会に対し、ベトナム・EUのFTA=自由貿易協定を早期に批准する一方、気候変動対応、教育養成、科学技術分野でベトナムを支援し続けるよう要請しました。
ソース:VOV