この機にダン・ホアン・ザン外務次官は記者団のインタビューに応え、フック主席の今回の外遊は第13回党大会で承認された「独立、自主、平和、友好、協力、発展、国際関係の多様化、全方位」という対外政策を実施するための重要で多目的な訪問であると明らかにしました。
また、ベトナムとキューバ関係についてザン次官は次のように語りました。
(テープ)
「この訪問は従来から兄弟関係を結んでいる国との関係発展を優先することを示すものです。また、これはベトナムの第13回党大会、及びキューバの第8回党大会後、キューバへの外国元首による初めての訪問となります。さらにフック主席の訪問は両国の団結と緊密な協力を立証すると思います。」
一方、ニューヨークで開催される第76回国連総会一般討論会への出席を通じてフック主席はダイナミックな発展を遂げ、平和を愛好し、国連、及び国際社会の共通の活動に積極的に貢献するというベトナムのイメージをPRするとしています。
一般討論会への出席に際し、フック主席は各国の元首やアメリカの一流ワクチン生産会社の指導者らと個別会見を行い、新型コロナ対応や疫病収束後の回復、ワクチンの供与、引き渡しなどについて協議する予定です。