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文化

ファン・ヴィン島のクリーンエネルギー

カイン・ホア省の南沙諸島地区では国の電力線を接続できませんでしたが、南沙は風や太陽などのクリーンエネルギーで灯りが照らされていました。ファン・ヴィン(Phan Vinh)島のクリーンエネルギーシステムはその役割を発揮し、島の軍隊と人々が物質的および文化的生活を改善し、海と島の国家主権を堅固に守る助けとなっています。
以前は本土から遠く離れていることから、ファン・ヴィン島では島の兵士や人々の日常生活、照明、仕事などに必要な電気を主にディーゼル発電に頼っていました。石油エネルギーを使って発電機を動かすことは非常に費用がかかり、騒音を発生させ、環境を汚染し、安定した電源の維持に困難を極めます。


2009年、この状況を改善するために国から投資を受け、ファン・ヴィン島に風力エネルギーと高熱の太陽光を利用するクリーンエネルギー電力システムを設置しました。現在、ファン・ヴィン島には300以上のソーラーパネルと風力タービンが屋根や専門機関が必要とする位置に配置されています。島は夏は晴れで風が少なく、雨季は日差しが少なく、風が強すぎるということ気象条件です。風力発電と太陽光発電の二つのシステムが相互に補完し合い、ファン・ヴィン島における電気の安定的な使用を保証しています。

 


ファン・ヴィン島のパノラマビュー。写真:トン・ハイ/ VNP


ファン・ヴィン島に設置されている風力タービン。写真:トン・ハイ/ VNP


定期的にソーラーパネルを保守点検している兵士。写真:トン・ハイ/ VNP


ファン・ヴィン島周辺に設置されているソーラーパネル。写真:トン・ハイ/ VNP


電気を蓄えるバッテリーシステム。写真:トン・ハイ/ VNP

適切かつ経済的に使用できるように分割されている電源。写真:トン・ハイ/ VNP


水をろ過するために電気を使用。写真:トン・ハイ/ VNP

近年、この電力システムは効果を上げています。ファン・ヴィン島の幹部や兵士、島の人々は使用、保存、維持、実践における自習精神を発揮して節電に努め、風力発電、太陽光発電およびバッテリーシステムの寿命を延ばすのに貢献しています。

クリーンエネルギーの電気で、ファン・ヴィン島での活動は以前より便利になりました。かつては電源が不安定なため、ファン・ヴィン島内の食料の保存に多くの困難が生じていましたが、電気エネルギーシステムの確立以来、冷凍庫を使用して保存し、生活の質の向上を図ることができるようになりました。また、夜間に電気機器と照明を使用した訓練を行い、海と島での戦闘条件の実際的な要件を満たしています。

しかし、機器のメンテナンス業務を担当する「兵士」たちは雨や嵐の季節でも、背が高く誇らしげに回転する風車や海の色のような青いソーラーパネルで覆われた屋根の下に行き、問題を解決するために常に待機する必要があります。

また電気と水があるので、島の人々の様々な活動はより緊密かつ効果的に行うことができます。島は遠く離れていますが、電気とViettelネットワークにより本土に非常に近くなり、親戚や家族との連絡が容易になりました。


以前はホン・サップと呼ばれていたファン・ヴィン島は北緯8度58分、東経113度41分の座標にあり、ホーチミン市から約430海里、カム・ラン港から東に300海里離れている。1978年5月、ここを視察するために訪問した海軍司令官ザップ・ヴァン・クオン大将がホン・サップ島の名前を米国との抵抗戦争中に亡くなった英雄グエン・ファン・ヴィン船長にちなんだ島の名前に変更することを提案した。

文、写真:トン・ハイ

ソントゥタイ島の春の色

ソントゥタイ島の春の色

ソントゥタイ島村(カインホア省チュオンサ島地区に属する)の軍と住民は、本土からの訪問者を歓迎する準備を熱心に行います。嵐の真っ只中においても、この地の軍隊と人々は今も頑固に抵抗し、祖国の海と島々の主権をしっかりと守っています。

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