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Arts

ハノイスーパー よさこい踊りグループ- 「一緒に笑おう」

ヨサコイとは日本の伝統的な踊りである。この団体舞踊は2008年桜祭りにベトナムに初めてやってきた。その時から、多くの人がこの踊りの勉強・練習に参加している。


nbsp;ハノイで行われた桜祭りで
演技をするハノイスーパー
よさこいダンスグループ


練習でも演技でも、いつも
団結して楽しく付き合っている
グループのメンバー


ハノイスーパーよさこい
ダンスグループ・リーダーの
グエン・クイン・チャンさん


nbsp;道でよさこい踊りを演じているハノイスーパーよさこい
ダンスグループ


よさこい踊りに使われる
木製打楽器である鳴子


グループ全員はいつも練習
熱心で、新しいメンバーを
真面目に指導する。

ヨサコイとは日本の伝統的な踊りである。この団体舞踊は2008年桜祭りにベトナムに初めてやってきた。その時から、多くの人がこの踊りの勉強・練習に参加している。


ハノイの他のダンスグループとの競演前に気勢をあげる
グループ全員

よさこい踊りは多くの人がグループを作り、独自の振り付けで一緒に踊り、時には150人にもなるという。この踊りは農村の人々の日常生活や労働を表しているものなので、踊りの動作はいつも強く、元気な力を表現している。よさこい踊りに欠かせないのは鳴子という木製の打楽器である。踊り手は踊りながら鳴子を振って、面白い音を鳴らす。ハノイスーパーよさこい踊りのグループは、ベトナムのプロのよさこい踊りのグループの1つで、2008年9月2日に結成され、日越文化交流会に所属している。今、グループのメンバーは60人で、週2回集まり練習を続けている。ハノイスーパーよさこい踊りグループのメンバーは既婚者もいれば、年をとっている人もいて、色々な大学から参加しているが、日本文化、特によさこい踊りが大好きなのが彼らの共通点である。

もうすぐ始まる2009年桜祭りの準備をしているハノイスーパーよさこいグループの練習を見て、この特別な芸術に対する彼らの興味と愛情が実感できた。ずいぶん広い部屋で、60人の若者が賑やかな音楽と鳴子の音と交じり合いながら踊っている。よさこい踊りは全員の調和が取れた組み合わせと高い団体精神が要求されるそうだ。特に、踊り手はいつも笑顔を見せなければならないという原則がある。みんなの顔に楽しみと熱心な気持がはっきり映し出される。盛り上がってくると、全員が日本語で歌を歌って楽しく笑っていた。今日の規模になるまでに、ハノイスーパーよさこいグループは数多くの困難を乗り越えてきたという。設立当初は12人しかいなかったし、踊りの動作、道具、音楽等すべておいて、各メンバーにはまだ非常に新しくて、あまり体験したことのない状況だった。リーダーのグエン・クイン・チャンさんは「私たちは日本から送ってもらったよさこい演奏ビデオを自分自身で何度も見て、研究しながら小さい動作を覚えてから、練習したり教えあったりしました。その時はハノイにはよさこいをできる人がなかなか見つからなかったんです。」と語った。現在、ハノイスーパーよさこいグループは練習から演出まで、ハノイで一番上手で、有名なプロのよさこいグループになっている。長い間一緒に練習し、演じてきたので、グループの全員が兄弟のように親しくなっている。休憩の時間などには、よく一緒に遊んだり、他の人に難しい動作を教えたりしているので、練習の雰囲気はいつも賑やかだという。今まで、ハノイスーパーよさこいグループはよさこいの10種類の踊りを見事に演じられるようになってきた。それはベトナムの他のグループの夢でもあるようだ。「一緒に笑って、日本文化の美しさを研究しよう」というのはハノイスーパーよさこいグループが自分の演技と通じて観客に伝えたいメッセージである。

よさこいの特徴といえば、踊る時、各グループが自分の服装を選ぶことである。日本の色々な伝統的な服装からいい要素を抜き出して作ることも可能である。ハノイスーパーよさこいグループも青と赤をメインの色にし、服にはベトナムと日本の友好関係の現れである蓮を染めるという演技の服装を自分たちで設計した。

ハノイスーパーよさこいグループは2009年桜祭りでよさこい踊りを演じた。観客からの拍手や賞賛は長い間練習を重ね、苦労してきたグループ全員への非常に価値のあるプレゼントである。賑やかな音楽の中、グループ全員は肩を揃えて元気に踊って、誰の顔も明るくて、喜びの表情を見せている。ハノイスーパーよさこいグループは自分の「踊りができる微笑」で、2009年桜祭りに参加した人の心を引き付けたという。

文:グエン・ハー・アイン
写真:フン・ナム・スオン

グエン・ハー・アイン-フン・ナム・スオン


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