クメール族のお寺が92あるソクチャン省では、現地行政府はクメール族のお寺を廻ってお祝いの言葉を述べました。ソクチャン市内のマタトゥプ寺の住職タックセンさんは次のように話しました。
(テープ)
「今年のセネドルタ祭りは、ソクチャン省、並びに市・町の指導者が訪れてくれています。クメール族の信仰・風俗習慣に関心を寄せてくださって本当にありがたいと思います。」
一方、2万2千人のクメール族の人々が住んでいるビンロン省でも、現地の行政府と社会団体がお祝いを述べに行っています。
なお、セネドルタ祭りは、クメール族の3つの主要な祭りの一つで、祖父母や両親の大きな功労に感謝すると共に、存在している人々の円満な生活と健康、豊作などを祈ります。この祭りの期間には、全ての家庭はご馳走を作って、先祖にお供えをしたり、寺へお参りに行ったりしています。