これは、インドの大手IT企業HCLグループのSanjay Gupta副社長が7日のシンポジウムで出した見解です。「新型コロナに対応するベトナムのマクロ経済政策・長期的な投資家のチャンス」をテーマにしたこのシンポジウムは在インドベトナム大使館がオンライン形式で行ったものです。シンポジウムにはインド企業100社の代表の他、ベトナムとインドの専門家や学者も参加しました。
Gupta氏によりますと、HCLグループは投資総額数億ドルのプロジェクトをベトナムで展開しており、来年度はベトナムで8千人を採用する計画があります。同社はHCLベトナム社を東南アジア地域で最大の子会社にするとしています。
なお、HCLグループは、世界47ヵ国に拠点を置くインドの第3のIT企業で、従業員数は15万人を超えています。2019年の売上高は100億ドルに達しています。