この義捐金は、新型コロナウィルス感染症により影響を受けた日本在留中のベトナム人留学生と実習生に寄贈されるものです。寄贈式で発言に立ったナム大使は、「日本に在留しているベトナム人留学生はおよそ10万人となり、生活費や学費を払うため、勉強しながら、アルバイトをしなければならない。現在、新型コロナの影響で日本の中小企業が一時的に事業を閉鎖したため、ベトナム人留学生はアルバイトができなくなり、多くの困難に直面している」と明らかにしました。
また、ナム大使はベトナムの果物や野菜を輸入しているイオンに感謝するとともに、これを通じて、両国の貿易関係の強化やベトナム人農民らの生産方法の変更と製品の質的向上が図られるであろうとしています。