商工省によりますと、15日に発表されたアメリカ通商代表部の報告ではアメリカ政府がベトナム製品に対する関税や制裁を適用することが言及されませんでした。これはベトナムとアメリカ双方の政府から省庁、協会、企業の協力や努力を示したとしています。
また、商工省はアメリカ通商代表部の報告を歓迎し、アメリカ通商代表部の決定は両国の貿易関係や多面的な協力、ベトナムの投資経営環境に前向きな影響を与えると強調しました。
アメリカ通商代表部の報告を受け、アメリカ商務部のMyron Brilliant代表は同国の企業界がベトナムの製品に関税を適用しないというアメリカ政府の決定を歓迎する。ベトナムはアメリカとの貿易関係を重視し、これを両国関係の原動力と見なしていると明らかにしました。
なお、今後、ベトナムは市場開放や政策の対話を進めるとともに、双方の協力合意書を厳格に実施し、互恵を基礎とする安定的で持続可能な貿易関係の維持に取り組むとしています。