9日、ハノイで、31カ国から750人が、絶滅の危機にあるトラを救う目的として、第12回「虎のためのマラソン」に参加しました。このイベントは、ハノイボランティア・マラソン・クラブ、スポーティングリパブリック社、及び自然教育研究センターの共催によって毎年行われ、ベトナムにおける野生動物の保護活動を支えるための資金を集めることが狙いです。
この数十年間、虎に関わる製品の使用需要が高まったことは、アジア地域諸国における野生の虎の数が激減した原因となっています。
自然教育研究センターのグエン・ティ・フォン・ズン副センター長はコミュニティに対し、虎製品を使用しないことなどで、虎の保護活動に寄与してゆくよう呼びかけました。また、関連各機関は、虎の飼育施設において、虎の個体数増加を厳格に監視・抑制するため、断固となる措置を講じる必要があるとしています。
ソース:VOV