会談では、両国の貿易額を早期に倍増させることで合意しました。
ベトナムは、ブルネイ企業に対し金融やインフラ、エネルギー分野への投資を呼びかけました。一方、ブルネイは、イスラム教の戒律に沿った「ハラール」食品の生産や認証制度でベトナムを支援することに同意しました。
エネルギー分野では、ベトナム企業のブルネイでの石油・ガス事業への参入と、ブルネイ企業のベトナムでの投資を、相互に促進することで一致しました。
また、ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、両国は航行の自由を維持し、国際法に基づいて平和的に解決するよう求めていくことを確認しました。
両国は共同声明を発表し、海洋協力や違法・無報告・無規制、いわゆるIUU漁業への対策に関する協力文書に署名しました。
国王は同日、ファム・ミン・チン首相やチャン・タイン・マン国会議長とも会見し、両国関係の強化を確認しました。国王は、ベトナム中部で起きた洪水や土砂崩れの被災者に哀悼の意を表しました。
(VOVWORLD)







