21日午前、ハノイで、フェ国会議長は、ステファニー・ドーズ上院議長の歓迎式典を主宰しました。その後、両氏は会談を行いました。
席上、フエ議長は、ベトナムがベルギー国民に対するビザ免除を検討することを通知するとともに、双方に対し草の根交流、経済・貿易・投資分野での協力を推進するよう求めました。また、ベルギーが同国と欧州連合の市場向けのベトナムの水産物や、農産物などの製品の輸出に便宜を図るとともに、公正なエネルギー移行、デジタルトランスフォーメーション、再生可能エネルギー開発、物流などを強化する必要があると提案しました。
さらに、フエ議長はベルギー議会に対し、EVIPA=ベトナムとEUとの投資保護協定の批准プロセスを加速するよう要請し、ベルギーがベトナムの違法、無報告、無規制漁業に対するEC=欧州委員会のイエローカードの早期解除を支持するよう希望しました。
一方、ステファニー・ドーズ上院議長は、両国の団結と友好関係に対する信頼を表明するとともに、ベトナムがベルギーの投資家や実業家、および国民に対するビザ免除を実施するよう希望しました。
会談で、両氏は、両国の経済協力関係の前向きな成果を高く評価するとともに、今後も両国が国際的な場においても引き続き支持し合う必要があることで一致しました。
会談後、フエ国会議長とドーズ上院議長はベトナム国会とベルギー議会との意向書に調印しました。
(VOVWORLD)