10月31日夜、ハノイにあるベトナム美術博物館で、新しい文化観光プログラム「ナイト・ミュージアム」が初めて開催されました。
このイベントは、ベトナム美術博物館が情報サイト「ハノイの物語」などと連携して実施したものです。
10月のテーマ「魅惑の秋(Thu quyến rũ)」のもと、「ナイト・ミュージアム」では、来館者が新鮮な芸術空間を自由に探索し、貴重なコレクションや作品を鑑賞することができます。また、自動音声ガイドアプリ「iMuseum VFA」による解説のほか、伝統工芸の体験、ライブドローイングの観覧、特別優待付きのミュージアムショップなど、さまざまな交流型アクティビティも用意されています。
このプログラムの独特な点は、「芸術の宝探し」と題したテーマ別ツアーです。来館者自身が主体的に楽しめるよう設計されており、従来の鑑賞体験に新しい魅力を加えています。ベトナム美術博物館のグエン・アン・ミン館長は次のように述べました。
(テープ)
「ベトナム美術博物館を訪れる来館者は、静かでロマンチックな空間の中で美術作品を鑑賞し、その背景についての解説を聞くことができます。特に、ロマンチックなクラシック音楽を聴きながら鑑賞できる点がこれまでにない魅力です。また、若者が芸術を楽しみ、創造性を発揮できるスペースも設けています。」
「ナイト・ミュージアム」は今後、毎月、最終金曜日に定期開催される予定で、第1回の「魅惑の秋(10月31日)」に続き、「冬の街物語(11月28日)」、「12月への想い(12月26日)」とテーマを変えて実施されることになっています。
(VOVWORLD)