（写真：TTXVN）

8月10日の「ベトナム枯葉剤・ダイオキシン惨禍の日」61周年記念にあたり、9日夜、港湾都市ダナン市の枯葉剤被害者協会は同市軍事指揮部と同市のホーチミン共産青年同盟、同市の教育訓練局と連携して、「ダイオキシン・枯葉剤の痛みを和らげるために力を合わす」と題するプログラムを開催しました。

プログラムでは地元の困難な状態にある枯葉剤被害者を対象に30人分の物資を手渡しました。これまで、各レベルの枯葉剤被害者協会はおよそ１６２０億ドンの義援金を受け、地元の枯葉剤被害者の援助にあてました。これに関し、ダナン市の枯葉剤被害者協会のト・ナム会長は、次のように語りました。

「これまで、枯葉剤被害者の支援への参加を働きかける活動は多くの成果を収めてきました。これは枯葉剤被害者に対する全社会の仁愛を示すものです。我々は、枯葉剤被害者を対象とした組織や団体、個人の貴重な支援に非常に感激しました。今後、全社会から、枯葉剤被害者に引き続き共有・支援していただきたいと思っています」

これに先立つ８日、ホーチミン市枯葉剤被害者協会は8月10日のベトナムの枯葉剤被害者の日61周年を記念する式典を行いました。式典では、２６８人分の奨学金が枯葉剤被害者の生徒に手渡されました。

ソース：VOV