ベトナム革靴・ハンドバッグ協会によりますと、革靴産業は2023年の輸出額を270億ドルにするという目標を掲げています。ベトナムとFTA自由貿易協定を締結している国への革靴の輸出額が近年、10～20％の伸び率を達成していることはその目標の基盤となっているとしています。
しかし、同協会のファン・ティ・タイン・スアン理事長は、2023年に革靴産業は世界経済の停滞のせいで多くの困難と試練に直面すると指摘し、次のように語りました。
「革靴産業は、ベトナムとFTA自由貿易協定を締結している国への輸出を拡大するとともに、新しい市場を開拓するという対策を講じています。現在、ベトナム産の革靴は世界市場で威信を高めており、世界の大手メーカーのスニーカーの生産地として知られています。そのため、世界のニーズが減っても、ベトナムに対する注文が維持されることを期待しています」
なお、2022年、ベトナムの革靴産業の成長率は30％を超えています。
ソース：VOV
