ベトナム祖国戦線(旧称:ベトナム統一民族戦線)の伝統の日95周年(1930年11月18日~2025年11月18日)を記念して、13日、ファム・ミン・チン首相は中部ザライ省デーギー村タンキエン居住区の住民とともに「全民族大団結の日」の式典に出席しました。
この席で、チン首相は、今回のイベントがこれまでとは異なる背景の中で開催されていることを強調しました。それは、全国の行政区画の再編と、2層構造の地方行政モデルの実施、そして歴史上かつてない被害をもたらした最近、起きた台風13号「アジア名:カルマエギ」です。
そのため、チン首相は全国の人々が困難を乗り越えるために互いに助け合う「団結心」と「同胞愛」の精神を一層高めるよう呼びかけました。また、政府、地方行政府、そして全国民が力を合わせて行動することで、あらゆる試練を乗り越える力を生み出すことができると強調するとともに、まずは台風カルマエギの被害克服に全力を尽くす必要があると明らかにしました。
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「まず第一に、倒壊・崩壊した住宅を再建し、損壊した家屋を修復することが必要です。
また、交通・医療・教育などのインフラを復旧し、電力や通信の供給を確保して円滑に回復させること、そして早急に環境衛生の清掃を行うことが求められます」
同日正午、チン首相はザライ省の国境警備部隊を訪れ、現地での勤務状況を視察しました。
(VOVWORLD)