既にお伝えしましたように、ベトナム共産党中央対外委員会は、トー・ラム党書記長夫妻が21日から23日までの日程で、アンワル・イブラヒム・マレーシア首相夫妻の招きによりマレーシアを公式訪問すると発表しました。
この訪問はマレーシアのアンワル・イブラヒム首相夫妻の招きに応じて行われるものです。
訪問を控えて、ベトナム駐在マレーシア大使館のCik Aida Safura Niza Othman 副大使は、取材のインタビューに答えた際、「この訪問は、非常に重要な意義を持ち、両国の従来からの友好関係の更なる強化に繋がる」と明らかにしました。Cik Aida Safura Niza Othman 副大使によりますと、「ベトナムはマレーシアの重要な貿易相手国となっています。今回の訪問を通じて、デジタル経済や電子商取引、持続可能なエネルギー、観光、教育などの新興分野における協力を拡大するための推進力を作り出すことが期待されています。2025年にASEAN議長国としての役割を果たすマレーシアは、ASEANの団結・統一したASEAN共同体の構築、域内協力の強化、デジタルトランスフォーメーション・新テクノロジーの利点の効率化におけるASEANの中核的な役割の活用を最優先します。」
2025年はベトナムのASEAN加盟30周年を記念する年です。ASEAN域内の主体的かつ積極的な一員としてのベトナムは気候変動やデジタルトランスフォーメーション、安全保障などグローバルな問題の解決にさらに貢献すると期待されています。
(VOVWORLD)