15/12/2021 14:09 GMT+7 Email Print Like 0

THACO AUTO ベトナムの大手自動車製造・販売企業

20年以上の発展過程で蓄積された経験を持つチュオンハイ自動車(THACO)は、現在、世界的に有名な国際ブランドの自動車の生産・組み立てメーカーであり、ベトナムで最も高い国内部品調達率で有名です。販売額と市場シェアは常に国内市場をリードし、2021年第一四半期におけるTHACOの市場シェアは37,7%となっています。
THACO AUTOは乗用車、バス、トラック、特殊車両など、ミッドレンジからハイエンドまでの幅広いセグメントの自動車を製造、販売している企業です。

現在、THACO AUTOはチュー・ライで製造された国際的な自動車ブランドとグローバルなバリューチェーンに参加し、他の自動車メーカーや販売業者と提携し、技術移転を受け、裾野産業を発展させ、国内部品調達率を高める戦略を立て実行しています。

2003年以来、THACOはチュー・ライ開放経済区(クアン・ナム省)に投資してきました。これまで、機械および自動車工業団地、農業・林業工業団地、港湾およびロジスティクスを含むTHACOチュー・ライ工業団地の総面積は1,200ヘクタールを超え、総資本は80万5千億ドン(85億米ドルに相当)を超えています。

 

起亜自動車の組立ライン。
撮影:THACO の資料



トラックのキャビン(コックピット)組み立てのライン。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル



トラックの溶接ライン。
撮影:THACOの資料



工員がロボットアームを使用して車のドアを組み立てる工程。
撮影:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル



THACO AUTOの新しい起亜乗用車「セルトス」。
撮影:THACOの資料

 
THACOチュー・ライは国内最大の中央集権型自動車およびロジスティクス産業センターであり、ASEAN地域でもトップクラスの一つとされています。これまで、THACOチュー・ライは今日のベトナムで最も高い国内部品調達率を持つ世界的に有名な国際ブランドの自動車生産と組み立て工場として有名です。THACOの自動車製品の国内部品調達率は現在、乗用車17%〜25%、トラック35%〜45%、バスは60%以上となっています。一部の乗用車モデルの国内部品調達率は40%を超え、ATIGA協定に基づいてASEAN内で自動車を輸出する場合、税率が0%になるための地域価値コンテンツ基準(RCC)を満たしています。

THACOチュー・ライには現在、Thaco起亜工場、Thacoマツダ工場、THACO高級乗用車工場、特殊乗用車工場、Thacoトラック工場、Thacoバス工場、特殊車両工場などの7つの自動車製造および組立工場があります。これらの工場は乗用車(起亜、マツダ、プジョー)、バス、トラック、国際自動車ブランドおよびTHACOブランドの特殊車両などの幅広い製品を生産しています。

THACO AUTOは、ベトナムでトップクラスの販売と市場シェアを誇る国内市場への供給に加えて、ASEAN諸国や世界各国に自動車を輸出してきました。2020年、THACO AUTOは起亜自動車「グランドカーニバル」をタイに輸出した他、ミャンマーに乗用車「KiaCerato」と「KiaSoluto」、米国、日本、ミャンマー、タイにセミトレーラー、カンボジアにトラックなど各種1,400台以上の自動車を輸出しました。

2021年も、THACO AUTOはタイ、ミャンマー、フィリピン、米国、日本などの既存市場への自動車(乗用車、トラック、バス、セミトレーラーを含む)の輸出を促進し、ASEAN地域の他の国々にも拡大しています。

さらに、THACO AUTOはベトナムのスペアパーツと機械部品の大手メーカー、輸出業者としても知られています。2020年には新型コロナウイルス感染症の大きな影響と世界経済の困難な状況にもかかわらず、THACO AUTOのスペアパーツと機械部品の輸出売上高は前年比25%増の1,700万米ドルに達しました。主な輸出製品として乗用車のバンパー、電線、車の板バネ、シートカバー、室外機、バスの部品、複合部品などで、主な輸出市場は韓国、日本、マレーシア、イタリア、ロシアです。

THACO AUTOは現在のように緻密な作戦で敢然と前進することにより、世界経済の状況が新型コロナウイルス感染症の流行の影響による多くの困難が予想されても、近い将来、国内の自動車市場シェアを席巻し、輸出を増やすことを期待しています。

文、撮影:タイン・ホア