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WHO事務局長 ワクチン平等分配の重要性改めて訴え

(VOVWORLD) - WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、世界の8割以上のワクチンが経済的に豊かな国に集まっているとして、改めて平等なワクチン供給の重要性を訴えました。
WHOのテドロス事務局長は10日の会見で、「所得が比較的高い国々が人口では世界の53%、ワクチンでは83%を占めている。残る国々が受け取ったワクチンはたったの17%だ」と述べました。そして、「パンデミックを終わらせるには世界的な協力しかない。ワクチン外交は協力にあたらない」として、平等なワクチン分配の重要性を改めて訴えました。
また、アメリカやヨーロッパで感染者が減少傾向にあることに触れ、「過去1年間で、多くの国が規制緩和を急ぎすぎたり、個人が警戒を怠ったりしたことで、苦労して得たものを失った」と警戒を呼びかけています。(TBSテレビ)

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