中国・天津市で開催されるWEF第14回ニューチャンピオン年次総会を機に、26日午後、ファム・ミン・チン首相はWEFのクラウス・シュワブ会長を会見しました。
会見で、チン首相はWEFに対し、ハイテクやエネルギー転換、デジタルトランスフォーメーションなどの分野における質の高い投資プロジェクトの誘致についてベトナムを支援するとともに、競争力向上、投資経営環境の改善、世界の新しい動きについてベトナムにアドバイスを提供するよう提案しました。
一方、シュワブ会長は、ベトナムが今総会に参加することは、多くの試練に直面している世界経済に経済回復の明るい展望を物語ると述べ、今総会に対するベトナムの貢献に希望を表明しました。また、同会長は、WEFの強みであるデジタル育成、グリーン転換などの分野においてベトナムとの協力を促進すると公約しました。
この機に、チン首相とシュワブ会長は、2023年~2026年期のベトナムとWEFの協力に関する覚書の調印式に立ち会いました。また、チン首相はシュワブ会長をベトナム訪問に招待し、シュワブ会長はその招待を受け入れました。
(VOVWORLD)